怪我の功名(と言えるかはビミョー)

ちょっと考えればすぐに分かるような事でも、人間って、
思考がモノグサの方向へ猛進していると、冷静な判断ができなくなるようです。

朝食用の野菜スープ。
炊飯器のタイマー機能を使って作れば朝が楽よね?できそうな気がするよね?
と思い立ち、昨夜、材料を全てお釜にぶち込んで、タイマーセットをして就寝。
今朝、美味しそうな匂いが立ち込めた台所で「いい感じいい感じ♪」と、
ワクワクしながら炊飯器の蓋を開けると、そこにはクタクタの煮びたし状態となった野菜たち。
その時点で初めて「そりゃそうだよね。炊飯器だもんね。汁はなくなるよね」と気づく愚か者です(笑)。

仕方がないので、お鍋に移してもう一度水を加えて温め直してみたのですが、これが実に微妙。
事の成り行きが成り行きなので、どうしても「おいしいね♪」という気分にはなれないのですが、
と言うか、まぁ、ぶっちゃっけそれほど美味しくなかったのですが(笑)、
普通に作ったら絶対に出せない、玉ねぎのコクとか甘味とか旨味とかがスープの中に凝縮されていて、
高級レストランで高級なお皿に乗って出されたら、その雰囲気に騙されて、
うっかり「おいしいね♪このコンソメスープ」と思ってしまいそうな味なんです(笑)。
うーん・・・伝わるかな?この感覚。

でもコレ、玉ねぎだけのスープを大量に炊いて冷凍保存しておけば、
もしかしたらいろんな料理に使いまわせるかもしれませんよ!
ものすごい発見をした気分です。
ホントに面倒臭がりなので、実際に試してみるかどうかは別の話ですが・・・(笑)。

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