どこに向かっているのだろう…

ネットニュースを見ていて、あだ名を禁止する小学校が増えているというニュースに目が留まる。
あだ名を容認するのも禁止するのも、それぞれに問題は孕んでいるだろうし、
それを良い悪いと論ずることはできないんだけど…。

何か問題が起きるたびに、それを防止するために約束事やルールが増えていき、
事の大きさによっては、新たな規則ができ、時には法律まで変わっていく。
そうすることで守られていくものも当然増えていくけれど、
一方で、失われていくものは『想像力』なんじゃないかな。
あるいは、『自分で考える』という能力。
…一緒かな。

世の中を憂うような生き方はしていないけれど、
この『想像力の欠如』に関してだけは、もう長い事、由々しき問題だなぁと考えています。
ちょっと想像してみれば分かりそうなのに…と感じることがどんどん増えていきますよね。
もちろん自戒を込めてなのですが、時々、とても怖くなります。この国の行く末が。

想像力さえあれば、ルールとかコンプライアンスとかに縛られず、
もう少しおおらかに生きていけるはずなのになぁ…。

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