2025.5.16
朝の散歩がてらお参りに行ったお寺の池の畔では、アヤメがきれいに花を咲かせていました。
子供の頃から、アヤメという名前を聞くたびに、
なんとなく自分が怒られているような気分になってしまい、笑
紫という色が苦手だった事も手伝って、あまり好きな花ではなかったのだけれど、
これも大人になって良さが分かるようになったもののひとつ、
本当に美しい花だなと思えるようになりました。
ちなみに、ちょっと調べてみたら、アヤメという名前の由来には、
あでやかで美しい「綾」と、女性の「女」から「綾女」の意味もあると書いてありました。
怒られてるわけではなかったのね。笑
こんな由来を聞いたら、がぜん、好きになっちゃいますよ。単純だから。
昨日聞いた話なのですが、80歳を超えるご婦人が、
「この歳になったら、友達なんか居なくたって、
一本の木があってそれに話しかけていれば、大概の悩みは解決してしまう」
と仰っていたのだそう。すてき。
でもこの感覚、その歳にはなってないけれどすごく分かる気がします。
自然崇拝とかアニミズムとか、そういう名前がついてしまうと少し気持ちとずれてしまうのだけれど、自分が意識してるより遥かに多大に、人間は自然物の存在に救われているのでしょうね。
どこを歩いていても、新緑の足元でいろんな花たちが咲き誇り、癒される毎日です。