2026.4.14
日曜日。お花見納めの遠足へ。
最初に立ち寄ったのは羽村のチューリップ畑。
まったくカメラに収めきれなかったけれど、35万本ですって! 圧巻でした。
そして本丸、あきる野の龍珠院へ。
ちょっと遅いかな…と心配したけれど、遅咲きの枝垂れ桜がまさに見頃で、
本当に美しい景色を堪能してきました。
眼福♡
さらに午後には、少し足を延ばして檜原村へ。
以前から行きたいと思いつつ、なかなか機会を持てずにいた払沢の滝にも行けました。
噂通りの気持ちのいい場所で、水の音とマイナスインが最高の癒しです。
それ以外にも、金継と蒔絵の展示を見たり、五日市和紙(軍道紙)の工房に立ち寄ったり、
戸倉しろやまテラスという廃校を活用した体験施設で地層の勉強をしたり、
光厳寺の樹齢400年の山桜を目指して長く急な坂道を歩いたり…と、盛りだくさんな1日。
(山桜はすでに葉桜。3度目の挑戦でしたが、いまだ満開のタイミングで行けたことがない。笑)
眼福・耳福・口福以外に体で感じる幸せを表現する言葉はないのかしら?
『五感福』とでも呼びましょうか。身体の細胞全てが喜ぶ日曜日となりました。
*
この季節の龍珠院は桃源郷と呼ばれていて、
天国って本当にこんな感じなんじゃないかしら?と思わせてくれます。
この景色を眺めながら境内を歩いていたら、無意識にポロっと、
「早く戦争終わらないかな…」という言葉が口をついて出てしまいました。
心の底から「世界中が平和であってほしい」と願わずにはいられなくなる場所でした。
大義名分(があるのかどうかさえ)の分かりにくい今のこの世界情勢が、
建築業界にも大きく影響を及ぼし始めたことがニュースにもなってきました。
まったく動揺しないと言えば嘘になるけれど、
思えばコロナの時も震災の時も大混乱の中を乗り越えてきましたし、
そんな大きな出来事がない時でも、やれ断熱材がない、プラスターボードがない、
住設の値上げだ、資材が高騰だ、と、流通の混乱をイヤという程経験してきた訳です。
こういう時って、流れてくる情報はさらに不安を煽るようなものばかりになるけれど、
絶対に焦らずに、『大丈夫、なんとかなる。いつか治まるのだから』と腹をくくって、
今出来ることに集中するのは、決して現実逃避ではないのだと学んできた気がします。
もちろんそこで一番大切なのは、お客さんと我々つくり手の信頼関係なので、
お客さんを不安にさせない事、施工会社さんを焦らせないことが、今の私の仕事かなと思います。
建築業界で仕事を続けてきて35年あまり。
私もずいぶん肝が据わってきたようです。笑
2026.4.11
今年初めて半袖の服で過ごした気持ちのいい1日。
日本の四季は大好きだし、ギラギラした夏が好きなのも変わりないけれど、一年中今日みたいな気候だったらいいのになと思ってしまう。
毎日こうだったら気持ちよさを感じられなくなって、幸せの種の喪失になってしまうかな。
*
今年も桜を満喫し、気持ちは初夏に向かい始めました。
まだまだ先だと思っていたことが、次から次へと目の前に迫ってきて、時の経過の早さにオロオロしますが、この季節にはいつも植物や鳥達に「その時が来たらその時にするべきことをすればいいのだ」と教えられますね。
淡々と、粛々と、私は私の仕事をしよう。
2026.3.25
あちらこちらで桜が花開き、欅には産毛のような若葉が生え始め、
近所のつくしの群生地は、前を通るたびにぐんぐんと数を増やしていきますが、
ここ数日でいちばん春の訪れを実感したのは、八百屋さんの店先にウドを見つけた時でした。笑
昨日、たまたま通りかかった小さな神社の境内に見事な満開の枝垂桜を見つけ、
寄り道をしてうっとりと眺めてまいりました。
春ですねぇ…。(今日は寒いけど)
たまたま今週来週は西へ東へ出かける予定が続くので、
行く先々で昨日みたいな桜との出会いを期待したいと思います♡
2026.3.10
日暮れ前に窓から差し込む光の強さが変わり、部屋の中が春の夕方の色になりました。
そんな事で、『あぁ…、また3月になったんだな』と気付かされます。
1年という時間の長さと短さを同時に感じる2026年の3月です。
2026.2.16
暖かい週末でしたね。
二宮町の吾妻山公園へ、早咲の菜の花を見に行ってきました。
青空に映える冠雪富士山の白、ビタミンカラーの黄色、そして視線を逸らせば相模湾。
癒しとか元気とか平衡とか沈静とか、人間に必要な感覚の全てが同時に視界に入ってくる感じ。
清々しい1日となりました。
午後には大磯町の旧吉田茂邸にも立ち寄り、庭園も建物内もそれぞれにガイド付きで見学。
吉田茂の人物像をより詳しく知る事ができ、
その豪放磊落ぶりを支えていたのは、人には見せない繊細さのようなものだったのかもな…と、
昭和の豪傑政治家の一生に思いを馳せてまいりました。
わがままなようで、その実、周りの人達をとても大切にする優しい人だったんじゃないかしら。
*
それにしても、富士山!
どんな場所で見てもこの山は美しく感動するものですが、
大磯とか小田原とか箱根とか、この辺りは富士山との距離が一番理想的な気がしますね。
独特の磁場を感じます。
2026.2.10
20年前という事は、独立して6年目くらいだったのか。
そのDMが届いたのは、おぼろげながら、この先も設計事務所としてやっていけそうだな…と思えるようになったタイミングだったので、「よし!これからは、収入の一部を自分以外の人の為に使ってみよう」とユニセフのマンスリーサポートに申し込みをしたのが2005年の秋。
よく覚えているんです。
車のローンの残債を一括繰り上げ返済をしたその日に申し込んだんですよね。
こう書くとなんだかご立派な話なんだけど、たいした金額ではなく月2,000円ずつ。
3,000円にしようと思ったのだけれど、なんとなく、3,000円にしてしまうといつか経営不安を感じた時に途中解約してしまいそうな気がして2,000円にしたのです。笑
余談ですが、この3,000円という金額には不思議な魔力があると感じていて、人間の意識の中の共通ボーダーなんじゃないかしら?
これ、もう少し深堀して、いつか『3,000円の魔法』という本を書こうと思っています。(うそ。笑)
そんな訳で、2,000円にしておいたおかげで解約することなく継続して20年の月日が流れたようで、今日、ポストに感謝状と記念品が届けられておりました。
同封されていたポストカード。
かわいい少年が手にしているボードに『Kanazawaーsan』の文字がありました。
作られたものだと分かっていても、自分の名前が書かれているのはうれしいものですね。
小冊子には20年の成果がいろいろ書かれていましたが、5歳になれずに亡くなっていく子供の数が半減したというのは、もちろん理由はこういう慈善活動のおかげだけではないにせよ、本当によかったね…と思います。
寄付に対して「そんなお金、何に使われてるか分からない」と言う人がよくいるけれど、私はスタッフの方たちの飲食代になっていても全然構わないと思います。
それが嫌なら自分でアフリカ行ってこい!と思うタイプ。笑
最近は特に、自分には出来ないことをやってくれてる人に対して評論家気取りで文句ばかり言う人が多くてうんざりしますが、もっと素直に感謝と応援の気持ちをもって託しあえる世の中になればいいのになと思います。
2026.2.9
青空の下、日本家屋の瓦屋根に積もった雪に日が当たっている風景がとても好きです。
久しぶりの雪景色に心は躍り、昨日はモノクロームの世界を満喫してきました。
大雪の被害で大変な思いをしている方達も多いので、どうしても言葉は慎重になってしまうのだけれど、2026年の雪の記録として写真だけ残しておきます。
2026.2.8
ウチの娘(猫)は雪が大好きで、雪が降るとずーっとここで雪を眺めている。
私も雪が大好きで、雪が降るとずーっと、雪を眺めてる猫の後ろ姿を眺めている。笑
かわいい♡
積もりそうですね。どうかみなさまご安全に。
2026.2.4
毎年、立春の朝は、新しい自分にトランスフォーメーションできそうな期待を持つ。
毎年、なんにも変わらないのだけれど。笑
冬至、元旦、立春、そして今月迎える誕生日。
この季節は、気持ちや習慣をリセットしたくなる日が続くので忙しいのです。笑
リセットチャンスはあと1回。
誕生日に負荷がかかりすぎないように、今日からできること、今日からやめられること、
ちょっとだけでも行動に移したいと思います。
2026.1.31
およそ8年ぶりの訪問となった浦和の二世帯住宅N様邸。
建築当時1歳だったお孫ちゃんが10歳の娘さんに育っていてびっくり!
いや、当たり前なんだけど。笑
親世帯の奥さんとはかれこれ30年を超えるお付き合いで、
この8年の間にも個人的にお会いしたり連絡は取っていて、家の様子は聞いていたのだけれど、
実際に暮らしぶりを拝見すると、やはり感慨深いものがありますね。
ご要望には無かったのになかば強引に(笑)設えたひそみの空間と坪庭が、
とてもいい仕事をしてくれていました。
トイレの背面壁も、当時、結構こだわってデザインしてたなー。(忘れてた 笑)
子世帯の方は、「今日はどうしてもお見せできる状態じゃないのでもう一度来てください」との事。笑
3人の子育て真っ最中。
私の設計する家は、「なぜか散らかってても全然ストレスにならない」と定評があり 笑、
子供たちには思いっきり散らかしてもらいたいと思っているので、
私に見せることなんか考えずに気持ちよく暮らしてくれていれば大満足です。
久しぶりにご家族みなさんとお会いする事もでき、親世帯・子世帯とも、
「とても快適で、遊びに来るお友達みんなに羨ましがられます」とのお言葉をいただき、
そんな家を作れて本当に良かったと安堵の気持ちです。
*
4年前のリフォームで『男達の城』と名付けたキッチン付きのご主人の部屋を作ったAさんから、
「リフォーム後の来客数が、のべ200人を超えました!」と報告を受けたのは今年の年明け。
完全に居酒屋状態になっています。笑
記念すべき500人目のゲストはぜひ私を♪とお願いしておきました。
一昨年リフォームをしたMさんは、
生まれ変わったキッチンが本当にお気に入りで、ますます料理が楽しくなってしまい、
「去年1年だけで、この家で女子会を7回も開いてしまいました」と、
先日お会いした時にうれしそうに話してくれました。
どこかの不動産会社のCMで、自分の家への愛しさも資産価値…みたいなセリフがあって、
これは本当にそうだよなとしみじみ思うのです。
ここ数年ものすごい勢いで不動産価格が高騰し、リセールバリューがもてはやされていますが、
やっぱり、自分の家が大好きであることを超える価値はないんじゃないかな…と思います。
家に限った話ではなく、物の価値なんて自分で決めればいいんですよね。
今、自分の手の中にあるものを愛でながら大切にしていきたいな、と、
そんなことを改めて考える1月の終わりです。