うっとり

午前中、お客様の自宅で打ち合わせ。
別に狙って行ったわけではありませんが、ちょうど、フィギュアスケート男子SPの放送時間と重なり、お客様と一緒に観戦しちゃいました。ライブで!

お客様の家のテレビは、誰もがうらやむ58インチのプラズマテレビ。
こんな大画面で大好きなフィギュアが見られるなんて夢のよう・・・。

恥をしのんで書きますが、我が家のテレビは、今時ステキな16インチのブラウン管!
(ハイ。そこ、笑わないように。驚かないように。)
普段、これでフィギュアスケートを観戦している私には、同じスポーツだと思えなかったですよ。
オリンピックの前に大型テレビが売れるというのも納得です。
ここまで違うんですね〜。 俄然欲しくなりました。大型テレビ。
まぁ、今の私なら、24インチでも感動できそうな気がしますけど(笑)

来週、もう一度打合せが必要なので、女子のフリーの日でも狙おうかしらと目論見中。
さて、そうは問屋がおろしてくれるか?乞うご期待!

そして、午後は清瀬の現場へ。本日上棟です。

この建物は、この場でお伝えしていきたい事がたくさんある、ちょっと楽しい企画住宅ですので、またあらためて紹介しながら、現場の様子も綴っていきたいと思ってます。
乞うご期待!

本題

ただ日曜日に遊んできただけの事を、なにも2回に渡ってお伝えする事もないのですが、
一番書きたかったことを書く前に力尽きてしまったので、つづけます。

最後に行ったのは、六本木ヒルズ。
映画『アバター』を見てから帰ろうとしたのですが、残念ながらすでに満席。
でも、せっかく来たのだから・・・と、森美術館を覗いて帰ることに。

開催されていたのは 『医学と芸術展』 (Click!)

かなり興味深い展示の数々です。
特筆すべきは、やはりダヴィンチの解剖図でしょうか。
あの繊細なタッチのドローイングや鏡文字を、しかも本物を、間近で見られたのは感動です。
丸山応挙の座禅図や河鍋暁斎の骸骨シリーズもとても良かった。
とにかく展示品の内容が充実しているので、ひとつずつじっくり見てしまい、
気がつけば、あっという間に2時間経過。
中には、制作者の意図や感性を理解しがたいものも当然ありますが、
その、受け入れられない部分も含め、医学と芸術を通して、生と死を通して、
『人間』というものが凝縮されている印象を持ちました。

解剖やTVの手術シーンが苦手な方には、あまりお勧めできませんが、
生物科学に興味がある人だったら、劇的におもしろいと思いますよ。
今月一杯開催されているので、興味をもった方はぜひぜひ!
美術館のチケットで、ヒルズの展望台にも入れますので、
夕方以降に行くと、夜景も堪能できてお得です。

夜景と言えば、
東京タワーからの夜景と、ヒルズからの夜景を見比べて分かったこと。
ヒルズの夜景の方が明らかに美しいので、
「東京タワーより高さがあるからか?」
「ガラスの透明度の差か?」(これは確かに大きな差だった)
と、いろいろ検証してみた結果、単純で明快な事実に気づきました。
夜景の中に、東京タワーが入ってるか入っていないかの差なんです。

“景色”って、こうやって作られているんだなぁ・・・とあらためて実感。
建物をつくるものとして、責任を持っていかなければなりませんね。
見比べてみなければ分からなかった事。いい経験になりました。

最後に、記念の一枚を。

ギリギリ、まだ背を追い抜かれていない東京タワーから、
建設中の東京スカイツリーを見下ろしておきました。
この倍以上の高さになるんですよね。
当初の予定より20m高くして、電波棟では世界一の高さを誇るタワーにするとか。
(「そんなに1番が大事なんですか?」という声が聞こえてきそう(笑))
この高さなら、空から見る大きな日時計が作れそう。
毎時0分の角度にある建物は屋根の色をみんな統一するとか・・・(笑) おもしろいかも。
冬至の朝や夕方は、どこまで影が伸びるんだ?
単純計算で4.5キロ。そっか、千葉までは越境しないのね。残念。

・・・と、タワー本体より余計な事に興味が逸れがちですが、
工事中の様子も見ておきたいので、
タワーがもう少し成長したら、今度は足元から見上げに行ってみよう。

当然、その帰りに柴又・浅草に寄るのははずせません。
今年は、東京見学の王道制覇を目指します!

満たされる

きっかけは昨年末。
1年以上前に、赤坂サカスに入ってるポルトガル料理のお店 (Click!) で食べた、
ある食べ物の「美味しさが忘れられないよね〜」と、友人と盛り上がり、
年があけたらもう一度食べに行こうと約束をしたのです。
で、昨日の日曜日に決行! ・・・しかし。
意気揚々と席に着いたものの、肝心の『ある食べ物』がどれだったか、
メニューを見ても、ふたりとも思い出せない(笑)
悩んだ末に「きっとこれだよ」と選んでみたのですが、結果はハズレ。
それはそれでとても美味しかったのですが、忘れられなくなるほどの感動はなく・・・。
非常に残念です。
次回リベンジを誓い合ったのですが、結局また1年後とかになっちゃって、
再び同じ過ちを繰り返しそうな予感がしますよね。

なので備忘録。
多分、私達が食べたかったのは『漁師風カルディラーダ“ナザレ風” 』
で、今回間違えて選んだのはこちら。

魚介のカタプラーナ

 

自分達のマヌケっぷりに少しがっかりしたものの、気持ちも本腹も十分満たされたので、
次は別腹を満たすべく、プラプラ歩きながら東京ミッドタウンへ。
ここで、パティシエ青木定治氏の芸術的なケーキを堪能してから、
次なる目的地・東京タワーを目指します。(はとバスツアーみたいなコースだな(笑))

この週末の東京はとてもいいお天気で、しかもものすごい強風。
きっと空気が澄んで景色がきれいだろうと思い、展望台に上りたくなったのです。
案の定、素晴らしい眺望。

ちょっと暇つぶしのつもりで立ち寄っただけなのに、気がつけば3時間以上滞在。
富士山の真裏に沈む夕陽を眺め、さらに夜景まで楽しんでしまいました。

東京タワーはいいですよ。
遊びに来ている人たちも、スタッフも、レトロなお土産屋さんの雰囲気も、
何もかもがまったりしています。
人が大勢集まっていながら、あれだけ”せわしなさ”が排除された空間って、
なかなか無いんじゃないでしょうか?
海や山とは全く違うんだけど、一種独特な有機な空気感を感じられるので、
私は東京タワーが大好きなのです。

そして、東京見学はまだ続きます。
長くなったので、つづきは『近日公開』ということで。

よく笑う

今日は、打ち合わせに行っても、現場に行っても、監督さんと電話で話してても、
おもしろい事ばかりが起きて、一日中大笑いしていました。
こんな日もあるんですね。

期せずして、節分にこれだけ笑えたなんて、なんだかとっても”福は内”な感じです。

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アラフォーが お面欲しさに 豆を買い

怖くないですよね?

工務店さんの事務所で、工事の追加変更内容と金額の確認作業。
監督さんと、ヤイノヤイノとやっていたら、脇で見ていた部長さんに、
「事業仕分だ!蓮舫だ!」と笑われた。

褒め言葉だと思いたい・・・。

すごいぞ!

K様邸。
今日はご主人と現場で待ち合わせ。
造作家具の打合せを兼ね、進捗状況の説明をさせていただきました。
7歳と3歳のちびっこ兄弟も一緒です。(とにかくかわいいんです、この兄弟♪)

まだ階段のついていない現場では、脚立を使って2階へあがるのですが、
大人たちが2階に行くのを、子供達が階下で待ってる訳も無く。

でも、やっぱり子供ってすごいです。
去年、初めて現場に来たときは、怖くて半べそかきながら上り下りしていたのに、
(でも、「怖いから下で待ってよう」と言うと、「イヤだ、ボクも行く〜」と半べそをかく(笑))
今日なんて、大人の心配をよそに、スイスイ上ってスイスイ下りてきちゃいました。
下手すりゃ、私を含め大人の方がへっぴり腰かもしれません。
途中から合流した奥さんと、子供達の成長にしばし酔いしれてみました。

こうやって、すぐにいろんな事を吸収して、何でも出来るようになって、
あっという間に大きくなっていくんでしょうね。

ご両親から子供達への愛情をてんこもりに詰め込んだこの家で、
わんぱくでもいい。たくましく育っていくのだよ、少年達!

なぜ、キミが?

友人宅の外水道の水洗金具交換を依頼され、ホームセンターを3軒ハシゴ。

無い!全然無い!

数年前までは、大きめのホームセンターに行けば、
それなりの品揃えで、気に入ったものを見つけられたのに、
3軒廻ったウチの1軒に、申し訳程度に蛇口達が並んでいただけ。
エクステリア専門店にも行ったのに・・・無い。(フツーのはあるけどね)

かたや、ネットで「外水道 水洗金具」で検索すれば、
数年前には考えられなかったほど豊富なラインナップで、
ステキな商品がいくらでも簡単に見つけられます。

ちなみに、水周り商品のネットショップで、
私がよく見にいくのはこちらのお店 (Click!) 

これだけの商品を揃えられてしまったら、小売店はもう太刀打ちできないですよね。
確実に売れるものしか置かなくなるのも頷けます。
この先、お店で買える物がどんどん減っていくんだろうな。
仕方ない。時代の流れ。と分かっていても、いろいろ考えさせられます。

それにしても謎なのが、ホームセンターに並んでいた数種類しかない蛇口の中で、
最高値で売られていたのがコレだということ。

私、選び抜かれたカエルです

 

これ、売れ筋なんですか?(笑)

いや、たしかにかわいいんですけどね。
よく見かけるアニマルシリーズとは、
一線を画した大きさと存在感なんです。

なかなかシロートには手が出せませんよ。えぇ。

癒される

昨年末から、行きたい行きたいと思っていた「おたカフェ」 (Click!) でランチ。

国分寺駅から徒歩で15分程度。
途中、「ここってホントに東京?」と思わせる、自然豊かな遊歩道をのんびり歩く。

(自分で撮った写真がちっとも素敵じゃなかったので、お鷹の道のサイトから写真を拝借)

お鷹の道と呼ばれるこの遊歩道には、国分寺崖線からの湧水が流れる小川があり、
蛍も生息しているそうです。本当に澄んだ水。
ゆったりした時間が流れていて、ここを歩いているだけで気持ちがほぐれます。

帰りはちょっと寄り道をして、藤森照信さんのタンポポハウスを見学。

もちろん、有名なファサードの雰囲気もとてもいいのですが、
滅多にメディアで紹介されない建物の裏の部分が、実はかなり好きなんです。
なんとも言えない湿り気感が・・・。

残念な事に、こんなに近くに住んでいながら、
まだ、タンポポの季節のタンポポハウスを見たことがないんですよね。
新緑の季節のお鷹の道も未経験。
もったいない。今年の春こそ!

鳩と菊と賞状と

去年、Mビルの工事を施工してもらった建設会社さんの新年会。
来賓という形でご招待を受けて出席したのですが、
受付でいきなり菊の花を手渡されてびっくり。

気分は市長さん

 

こんなふうに、菊の花を付けておもてなしを受けるなんて、
おそらく一生で一度だろうな・・・と、ウレシハズカシご満悦。

工事中は、施工はもとより、お施主様や近隣住民の方達への心配りなど、
素晴らしい仕事っぷりを見せていただいて、本当に勉強になったMビルの現場。
こちらから感謝状を贈りたいくらいなのに、なぜか私が表彰されちゃいました。
ただただ恐縮するばかりです。本当にありがとうございました。

ボカシじゃないの。カメラが悪いの。

 

この建設会社さんと知り合って、私の財産がまたひとつ増えました。
ぜひ、また一緒に仕事が出来ますように。

さて、本題。

新年会の余興で、マジックショーが行われたのですが、
これがもう、「これぞマジックの原点!」的な手品の数々。
とても昭和の香り漂う内容なんだけど、私個人的には大興奮です。

ね?ちょっと懐かしい感じでしょ?

 

目の前で鳩を出された時なんて、思わず、隣にいた見ず知らずの人に、
「鳩はどこにいるんですか?なんで出てくるんですか?すごいですよね!すごいですよね!!」
と、目をひん剥いて聞いてしまいました。すごいハイテンションで・・・。
ちょっとこの人大丈夫かしら?と思われたことでしょう。

でもね、出てきた鳩の数、5羽ですよ。5羽!そりゃ興奮しますよ。
わりと小柄なマジシャンの、いったいどこに隠れているんだろう??
ホントに不思議。TVで見るのとは訳が違います。
いや、これ、間近で見るとホントに感動しますよ。

いつか自分が病気になって、お医者さんから余命宣告を受けたら、
鳩出しマジックのタネだけは、マジシャンに聞きにいこうと決めました。
これを知らずにはちょっと死ねない。

連鎖

工事進行中のK様邸。
2階の天井が仕上がり、フローリングを張り始めています。
リビングから吹抜越しに見上げる2階天井のシナベニヤが実にきれいで、ちょっと感動。
パインのフローリングもとても美しい。

「これ、もしかしたら、すっごくいい家になるんでない??」
という期待が一番膨らむこの時点の状況を、どうしてもお客様に見せてあげたくて、
半ば強引にK様の奥さんを現場に連れて行ってしまいました。

少しずつ形が見えてきて、この家での生活が想像できるようになると、
お客様の気持ちもどんどん膨らみます。
本当に喜んで下さって、この家に越してきてからご自分がしたい事、
子供達にやらせてあげたい事などを、たっくさん話してくれました。

そして、大喜びしているお客様をみて、今度は大工さんが大喜び。
「あんなに喜んでくれたら、がんばるしかないよね〜」って。
喜びの連鎖です。最高です!

いい”気”が流れているところでしか、いい建物は生まれません。
大工さんには本当に苦労をかけているこの現場ですが、
最後まで気持ちよく仕事をしてもらえるように、
私もしっかり監理していかなければ・・・と気を引き締めなおして帰ってきました。
竣工がほんとうに待ち遠しいです。

お客様や大工さんとの話に夢中になって、また写真を撮り忘れてきました。
いっつもこう。自覚が足りません。

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