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sīmābandha

こんな所にまでインバウンドの波が押し寄せているのか、
いつもの多摩湖散歩に行ったら、何組かの外国人グループとすれ違いました。

あぁ…英語が話せたら、多摩湖愛あふるるガイドをしてあげるのに…。笑

今日の多摩湖。
春らしく空気がガスっているのは残念だったけど、そのおかげでまんまる太陽。

暑いくらいの週末でしたね。
昨日の土曜日は、すっかり毎月恒例になった小川町散策。
今回は、以前のイベントで知り合った、空家を購入してDIYリノベーションをされている方から、
状況を見てアドバイスをしてほしいという依頼を受け、その現場に行くのが主目的。

とても器用な人で道具も本格的。
DIYのレベルではないのだけれど、いかんせん、仕事の合間で週末だけの作業でのリノベーション。
しかも、なかなか豪快に解体をしてしまっているので 、こりゃ完成まで3年はかかるかな…。笑
でも楽しくて仕方なさそうなので、そうなればこれは最高のおもちゃですよね。
床のレベルをどこに合わせるかとか、うっかりしがちな電気系統の移設の事、
ところどころプロの手を借りるのも有りだと思いますよ…など、
一応は、専門家っぽい助言もしてはみたけれど、どこまで口を出してよいか悩ましい。

今後も時々様子を見させてもらう事になるでしょう。
とにかくロケーションが素晴らしい家で、縁側に座っているだけで癒されるし、
庭には大量のヨモギを発見!琵琶の木も梅の木もある。
育ったころに収穫させてもらえることになったので、工事そこのけで私も楽しみです。笑

さらに昨日は、車がなければ行けない場所にもあちこち連れて行って下さって、里山の休日を満喫。

ついでにわがままを言って、
私が以前から一度行ってみたいと思っていた場所にも連れて行ってもらいました。
それがこちら↓。

前に何かの写真で見かけて、どうしてもここに行ってみたくて、
でも、だいたいの場所しか分からなかったから、
グーグルアースで探しまくって見つけたんですよ。笑 
ここは車がないと行けなさそうだったので、いつかレンタカーでも借りて…と思っていたけど、
思いがけずこんなに早く叶いました。

この鳥居をくぐってしまったら、二度とこちらの世界に戻ってこれなそうな結界を感じません?
実際に鳥居のそばまで行ってみたら、鳥居とその奥に映っている建物の間に川が流れていて、
向こう岸に渡れるように飛び石が並べられた参道になっているのです。まさに彼岸。
さらにその先には、この山に入っていく階段が続いていましたが、
さすがに今回は、川向うに渡ったところで引き返してきました。
今はまだ、戻れなくなったら困るから。笑

近くまで行けたのは良かったけれど、やはりここは、この写真の景色が圧巻。
八百万の神の存在を信じたくなる場所です。

小川町、ときがわ村、東秩父村。
なぜ、このエリアにこんなに惹かれているのか。
もう少し時間に余裕がある時に、その経緯をまとめられたらと思います。
初めから話そうとすると、なんと、時は30年前に遡るので。笑

雪と苺

夜中に聞こえていたのは雨音だったのに、朝起きてみたらうっすら雪化粧で、
雪が降ってたんだと驚いてるところに突然雷がなってまた驚き、
天気予報大外れで牡丹雪に変わってあっという間に積もり始め、また驚く。
朝から驚かされ続けた春分の日イブです。

昨日の午後の予定だった現場打ち合わせが今日の朝に変更になったので、
雪の中現場に向かう途中、突風に煽られて傘の骨が折れてしまった。

(途中の自販機で差入のコーヒーを買おうとしたら、ちょっとしたハプニングに巻き込まれ、
缶コーヒー万引き野郎みたいな行動をせざるを得なくなって可笑しかったんだけど、
長くなるのでこの話は割愛 笑)

打ち合わせを終えた10時半。
帰る頃には止むだろうと思っていたのに、雨には変わったもののまだ降り続け、
折れた傘の骨に緑の養生テープを貼って補修してみたけど全く役に立たず、
現場最寄りの浜田山駅まではコートのフードを被ってなんとか凌ぐ。
駅まで行っちゃえば、さすがに降りる頃には止むだろうと思ったのに、全然止む気配はなく。
今日のお天気はなかなか予報通りにいきませんでしたね。

そんな中、3つ隣の久我山駅で途中下車して、ちょっといちご狩りをしてきました。笑

仕事の合間にちょっといちご狩りっておかしいでしょうと思われるでしょうが、
三鷹市にいちご農家があるのです。
目の前に広がるいちご達のビジュアルと、いちごを摘むという行為が、
何物にも代えがたい癒し効果となり、束の間、最高のリフレッシュになりました。

しかも、そのいちごの美味しいこと!
減農薬栽培とのことですが、甘みも酸味も柔らかさもとても自然。つやっつや。

いちご狩りは5月頃までやってるそうですが、2月3月が一番甘くて美味しいのだそうです。
お近くの方、行ってみてはいかがでしょうか?仕事の合間に。笑
私ももう一度行きたいな。

 

3年ぶりの。

3年に一度の建築士指定講習会に行ってきました。
外の見えない部屋で9時から17時まで缶詰。
せっかくこんなに暖かい日なのに悔しいから、
お昼休みはオープンカフェのスペイン料理屋さんでひとりパエリアランチ!

束の間のブレスタイム♡

定期講習会も、会場受講とオンライン受講を選べるようになりましたが、
私はどんなセミナーも断然ライブ派なので、迷わず会場受講で申し込んだのだけれど、
受講者、たったの4人でした。笑
時代ですね…。

こんなに長時間集中し続けることも最近はあまりないのでちょっと疲れたけれど、
やはりこの講習会は、受ける度に少し矜持を正してくれるのでありがたいのです。
帰り道、『ちゃんとしなきゃなー』と、いつもプチ反省会になってしまいます。笑

祈る

朝からどんより曇っていたのに、一瞬、東から日が差してきたのでベランダに出てみる。

何年か前の3月12日の朝に、とても美しい夜明けを眺めながら、
あの年の3月12日の朝はどうだったんだろう?
こんなにきれいな朝だったのかな?
それに気づけた人は居たのかな?と想像し、
朝の景色に感動できるのは、昨日という日が平和で穏やかだった証なのだと思い知った。

そのことを思い出すために、太陽が一瞬顔を出してくれたのかな。

今日も平和な1日でありますように。

うひゃ-

そのメールを開いた時には本当にびっっっっくりして、しばらくフリーズしました。笑

このHPの問い合わせフォームから、高校時代の同級生からのメールが届いたのです。
いや、同級生と言っても同じクラスになったことはないので、
高校時代には存在も知らず、話したこともなく、
卒業後に、共通の友人を介して何度か一緒に遊んだことがある程度。それも20代の頃。

たまたまブログを見つけてくれたのだそう。
たしかに実名も年齢も出しているし、埼玉県出身とも書いてあるとは言え、
これが私だとよく気づいてくれたなぁ…と。
あれ?もしかして?くらいは思うかもしれないけれど、
よく確信を持って思い切って連絡してくれたものだと、驚きを隠せないのです。

またそのメールの文面がおもしろくて、文章のセンスが抜群に良くて、
「あぁ…そうそう!こういう人だったよなぁ…」と、くっきりとその人柄が蘇ります。
当時、メールのやり取りなんてした事もなかったはずなのに、
メールを読んでこんなに懐かしくなるとは…。
人物像って、その人が書く文章に一番顕著に表れると感じていて、
たしか以前に、このブログにもそんな事を書いた記憶もあるけれど、
本当にそうなんだなと再認識できました。

近々再会する事になりそうです。
中身はそんなに変わってなくても、外見はお互い大変化を遂げているはず。笑
待ち合わせとかしても気付けるか心配ですが、ちょっと楽しみです。

待っててね♡

暖かな一日でしたね。

天気予報アプリの2週間予報を見ると、日曜日まではぽかぽか陽気が続き、
来週は一転、気温も下がり雨マークがずらりと並んでいます。
通常であれば、こんなに雨続きの予報に少しがっかりしそうなところですが、
この菜種梅雨を過ぎた先に、春が両手を広げて待っていてくれると思うとワクワクが止まりません。

植物たちも、土の中の虫たちも、いよいよ蠢きだしますね。
人間の私も負けていられないんだから!

桜待ちモード

午前中の現場打ち合わせから午後のツキイチカフェに向かう途中、
初めて通る道で、とても気持ちのいい公園を見つけました。
ちょっと立ち止まってスマホで調べたいことがあったので、ブランコに座って、しばし調べ物。
完全に子供用のブランコで、お尻の両脇にチェーンが少し食い込んで痛かった。笑

見上げれば、鮮やかな青空と桜の枝。

桜が咲いたらまたここに来てブランコに乗って空を見上げたいな。
桜、楽しみですね。

焙じる

ずいぶん前に戴いた緑茶が、開封されぬまま奥にしまいこまれ忘れられていた事に気付き、
賞味期限を少し過ぎてしまっていたので、煎ってほうじ茶にすることにしました。

焙じ始めにわきたつ茶葉の薫りの佳きこと♡

狭山茶どころ入間市で育った私は、学校への登下校中に通りかかるお茶屋さんから
いつもただよっていたこの芳ばしい薫りに、一気にあの頃へと記憶が引き戻されました。
歳をとったからでしょうか。
最近、なんだかとても、生まれ育った埼玉県が恋しくなっています。笑

すぐに鼻は慣れてしまうけれど、夕方に一度外出し、帰宅してみたら、
まだ家中、ものすごいほうじ茶の匂い!
私の服にも沁みついているのかな?
バスの中で「この人お茶くさい」って思われてなかったか、ちょっと心配。笑

さて。

確定申告の準備が終わり、もろもろ立て込んでいた細かな雑用もほぼ片付いて、
来週くらいにはやっと通常運転…設計事務所らしくなりそうです。笑
とても気持ちが落ち着いていて、まさに、食事の最後にほうじ茶を飲んでいる時のような心持ち。

幸せ。

 

一歩ずつ春へ

おとといの強い北風から一転、昨日から急に春のような暖かさ。
あちらこちらで梅も咲き始め、気づけば2月も半分が過ぎ、
あと1ヶ月もすれば桜の開花を気にしてワクワクしてますね。

来週にはまた寒さは戻るみたいだけれど、
この、一歩ずつ春に近づいているのを実感する2月の後半がとても好きです。

色の沼に溺れる愉しみ

今日はお客さんとショールーム周り。
すでに決まっている各素材のサンプル持参で、塗装の色決めにFarrow&Ballサロンへ。
どれも素敵な色ばかりで、打合せの間中、私もお客さんもニヤニヤが止まらない。笑

差し色も決まり、ちょっとコレものすごくかっこよくなっちゃうかも…と期待を膨らませて、
次は水回りのビニル床タイルを選びに五反田へ。

すべてが決まり、さっき決めてきた塗装色も含めた全サンプルを並べて写真撮影。
それがとてもかっこよくて、ここに載せたくて仕方ないのだけれど、
まだ勿体ないから今日はやめておきます。じらす。笑

代わりに、えらくかっこよかったビルの写真を。

向こうに佇むお馬さんが気になる。近くまで行って見てくればよかったな。

都心に行くたびに、都会は凄いなーとトキメいてしまう私も東京都民。笑

哲学にも詩にもならない。

水辺の風は刺さるように痛かったけれど、頭の中をスッキリさせるのに、ここに勝る場所はなく。

ここまで波立った湖面を見たのは初めてかも。

波打ち際の音がとても気持ちよくて、ずっとここに居たくなるのだけれど、
逆に、この景色とこの音がなかったら、こんな寒いところに5分も居られないよな…と思いながら、
事象と五感の関係性について考えてみたりした。
音を認識してるのは耳だけじゃなさそうだし、
暑さ寒さを感じてるのは、実は皮膚よりも目や耳なんじゃないかな。鼻もかな。
波の音を見る、とか、湖面を嗅ぐ、とか、そういう使い方をしても間違いじゃないのかも。

こんな気持ちをもっと詩的に締めくくることができたら素敵なんだけど、
ただの理屈っぽい人的にしかまとめられない自分が悔しい。笑

精進します。

 

ニュースの向こう側と自分の生活の乖離

立春が過ぎ、大寒波のニュースが信じられないほど暖かい東京です。

帯広に住む友達に連絡してみたら、今冬は極端に雪が少なかったところに急激な積雪で、
流通なども止まってしまっているそう。

日本のあちらこちらで大変な暮らしを強いられている人がいる中で、
申し訳ないくらい平和な日々。

目の前にこんな猫の手があって、やだー!かわいい♡と、
同じような写真を何枚も撮ってニヤニヤしている夜。

せめて、いろんな人たちの不便さが1日も早く解消されますようにと祈りながら
眠りにつこうと思います。

どうかみなさま、ご安全に。

普通の佳き日

打合せの場所に向かう途中の風景。

『スコーーン』という音が聞こえてきそうな風景。

そして、打合せを始める時に現れた虹。

ついでに、今朝の日の出前の東の空。

きれいだなぁ…と、気持ちを一拍休ませる場面の多い1日でした。

 

第一関門は突破

現場からの帰り道、この季節には珍しいうろこ雲が広がっていた。

調べてみたら、冬のうろこ雲は低気圧や前線が近づいてるサインなのだそう。
お天気崩れるのかな?

マンションリフォームのKk邸は、解体が終わり、がらんどうに。

今日は監督さんと墨出し前の確認作業でした。
スケルトンリフォームではほぼ必ず起こる、「解体してみたら予期せぬ事態が…」も、
(皆無ではなかったけれど)大きな問題もなく、一安心です。

好きの結晶

香川県のことを『うどん県』と呼ぶならば、
この人のことは『うどん人』と呼んでもいいんじゃないか?というくらい、
うどんへの愛が止まらない友達が、
いよいよ、数年後のうどん屋開業を視野に入れたアイドリングを始めて、
地元の貸しスペースで月に1回、数量限定での試食会をやっています。

今日初めて食べに行ってきたのですが、お世辞抜きで本当に美味しい肉汁うどん。
うどんを愛するものとしてのうどんの哲学みたいなものを感じたよ。笑

いつの間にか巻き込まれてしまったいつも控えめな奥さんが、
すっかり女将さんの様相になっていたのが微笑ましかったです。

もちろん、商売となればそんなに簡単な話ではなくなるのだろうけれど、
このまま本当に夢を叶えて欲しいなぁ…。

多分、シーサーより怖くなる

打合せでお会いしたお客様から、沖縄のお土産を頂きました。

美容液のシートマスク!
顔に乗せるとシーサーになれるそうですよ。笑

せっかくだから、顔に載せた写真を撮ってからblogをアップしようかしら?と思ったけれど、
それはほぼ犯罪行為な気がするのでやめました。笑

こちら、完成予想図。

ふふふ、夜が楽しみ♡
お客さんにだけは送っちゃうんだから。

 

穴を見つめる日

目が覚めて、最初に飛び込んできたのが、デビッド・リンチの訃報のニュース。

以前このブログでも紹介した、私が大好きな映画『ストレイトストーリー』もそうなんだけれど、
私の中でリンチと言えば『エレファントマン』なのです。

私世代には、子供の頃にこの映画を見て、とても怖かった記憶だけが残っている人が多く、
私も10年前まではその一人だったのだけれど、
何がきっかけだったのか、もう一度見てみようと思い立って鑑賞してみたら、
それはそれはもう素晴らしい映画で、
周りの友達に、大人になった今、絶対見返した方がいいよと勧めていました。
(一番驚いたのが、あの医師の役を演じているのがアンソニーホプキンスだったこと)

大好きな監督だったので、居なくなってしまったのはとても残念だけれど、
作品という鋳型が残っている事が尊くありがたい。
訃報を伝える記事の中に、彼がよく言っていたという
「穴ではなくドーナツの方を見よ」という言葉が引用されているのを見るにつけ、
その最期をこの言葉と共に語られる事こそが、デビッド・リンチという人の
生き様であり、鋳型になるのだな…と感じます。

それでもやっぱり、穴は穴。寂しいですね。
クリントイーストウッドにはもう少し頑張ってもらわなければ…。

今日の夕焼けは、2025年になって1番の美しさだったなー。

まだ11日しか経っていないけど。笑

夜のルーティン

体は食べるもので作られる…とはよく聞く話だけれど、
それを一番実感するのは蜂蜜だったりします。

昨年末、ふらりと立ち寄ったギャラリーで開催されていた『アフガンの織物展』。
そのレジ先で売られていたのが、アフガニスタンの『ナツメの蜂蜜』。
ちょっと驚く味ですよ…と試食させてもらったら、かなり驚いた。笑
花によって味が変わるのは知っていたけれど、ここまでクセのある蜂蜜は初めて。
おそらく誰もが、初めて食べた時は眉間にシワが寄ると思うけど、
このクセのある味がクセになる訳で。笑
なくなってしまったらまた取り寄せで買ってしまいそうなくらいお気に入りです。

一緒に購入したアフガンのサフランとこの蜂蜜で作るサフラン茶が、
最近のおやすみ前のルーティンです。

この産地に思いを馳せながら、世界の平和を祈るルーティンでもあります。

40日ぶりですって!

ウチの小さな加湿器が何の役にも立っていないんじゃないか?と虚しくなるほど、
カラッカラだったこの1か月余り。
やっと降りましたね。恵みの雨。
雨音を聴きながら眠りに入れるなんて、いったいいつぶりでしょう?
心までしっとりしてきます。

このくらいの雨で乾ききった大地を潤そうとするのは、
ウチの小さな加湿器で家全体を加湿しようとするくらい微力かもしれないけれど 笑、
明日の朝の空気に触れるのが待ち遠しいです。

今年は雪はあまり降らないのかな?

初春の実感

年末に友達がくれた早咲き桜が花開き、ベランダの翁草には蕾を見つけた。

今日がお誕生日の知人には、
少しずつ春に近づくのを愉しんでもらおうと、ヒヤシンスの球根をプレゼントしてきた。

まだ、冬本番にもなっていないこの時期を初春と呼ぶのが不思議な気もするけど、
確かに今は初春だなぁ…と、語彙力のない実感に浸る。笑

 

青梅ぶらり散歩

正月3日目は友人と青梅へ。

御嶽でお蕎麦を食べてから、特に目的もなくブラブラと山歩き。
久しぶりに本気の坂道を登って足がガクガク。
凍てつく風で耳もちぎれそうに痛かったけれど、ピリリとした山の空気がとても気持ちよかった。

その後、青梅駅まで電車で戻ってから、
また無目的にテクテクと東青梅駅に向かって街道沿いを歩いていたら、
風情のある神社が現れたので本日2度目のお参りを。
何年かぶりに引いたおみくじは中吉。書いてあることも、可もなく不可もなく。笑 
神様に感謝して生きなさいと書かれていました。

神社の隣のカフェで甘酒を振る舞われて、なんだか早速ご利益を頂いた気分。
冷えた身体に沁みて美味しかったなー。

特に何をしたわけでもないけれど、とても贅沢で豊かな1日になりました。

こちらはお昼を食べた『玉川屋』さんの達磨さん。
長寿の願いを込めて、毎年このお店の為だけに作ってもらってるのだそう。

エピソードも含めて素敵なんだけど、ちょっとギョっとしますよね。笑

 

初老向き

OBの住まい手さんご夫妻が、多摩湖に遊びに来たと連絡をくれたので、
新年のご挨拶がてら会いに行く。
こういうの、とてもうれしい。
別の友達夫婦も、今日は多摩湖に散歩に来てるのだと話して、
初老夫婦のお出かけにはピッタリな場所だよねと笑い合った。

今日の太陽はものすごいエネルギー。
ナントカ光線を出しながら正義の味方が飛んできそうだ。サンバルカン的な。笑

ガス代が高くなったんだよなぁ…とちょっと躊躇いながら、
小豆を煎ったり玄米を煎ったり甘酒を仕込んだりしながら、
ほぼ台所で過ごした正月2日目。
去年から、豆と麹がマイブーム。愉し。

穏やかな微笑みの底にあるもの

昨日の夜には年越しそばを食べ、今朝はお屠蘇を頂きお雑煮も食べ、
氏神様に初詣にも行ったのに、全くお正月気分になれない2025年の幕開けです。
強いて言えば、夕方散歩に行った多摩湖の堰提に来ている人の数が普段の5倍くらいで、
そこで初めてお正月らしさを感じました。笑

と言うことで。

新年、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

散歩から戻って、今年も元旦恒例映画鑑賞。
今年選んだのは『PERFECT DAYS』。
ずっと気になっていて、でも、心をざわつかせずに見れる自信がなくて
なかなか鑑賞に至らなかった作品。

結論。元旦に見るべき映画でした。
仕事に追われている時に見てしまったら、
主人公のあの穏やかな微笑みが胸を苦しくさせていたと思う。

無理に関連付けてるわけではないのだけれど、
主人公平山の人生はまるで湖のようだと感じました。
しーんと動かずにいつも静かにそこにあるけれど、
実は常にさざ波のように湖面は揺らいでいて、
空や周りの木々の様子を拾っていつも少しずつ姿を変える。
そして、底深くには過去の暮らしが眠っていて、
美しさの奥に憂いのようなものを纏っている。

そうだ。この感じ…何かの世界観に似てると思いながら見ていたのだけれど、
星の王子さまの『砂漠の水』と重ねていたのかもしれない。

役所広司さんの演技の素晴らしさがあってこその世界観でしょうが、
とにかく良かった。今日見れて良かった。

私自身の『PERFECT DAYS 』を見つけるべく、2025年の始まりです。

 

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