月別: 2012年4月

しびれる 2話

「運命よ、そこをどけ。俺が通る。」

マイケルジョーダンの言葉だそうです。
しびれますね。ジョーダン、かっこよすぎるぞ!

            *
  
そして、こちらは引越し真っ最中のF様邸。ご主人の愛車が土間に入りました。

なぜだろう。このジョーダンの言葉と一緒に紹介したかったのです。
脳内BGMは、もちろん、”Born To Be Wild” (笑)

てんこもり

我が家の程近くにある都立病院には、
広大な敷地の隅っこに(かわいそうなくらい隅っこに)亀の池がありまして。

久しぶりのぽかぽか陽気に、一斉に甲羅干しに集まったみたいなんですけど、
生息している亀の数に対して、島が少なすぎる事に、
早く誰か気づいてあげて欲しいものです。

これでも、何匹かの脱落者が滑り落ちた後で、
わりとスッキリしたてんこ盛り状態なんですよ!
次から次へと、濡れた亀が這いあがってくるので、
領地を奪ったかに見える下の亀の甲羅は、永遠に乾かないのでありました(笑)。

ワタクシ、自他ともに認める亀大好き人間なので、
許されるなら、一日中眺めていたい光景でした。
生まれ変われるなら、亀もいいなぁ・・・と、結構本気で思っております。

あ。ちなみに、病院はただの検査立会いで行っただけで、
私は(相方さんも)いたって元気ですのでご心配なく!

『幸せ』がやってきた!

事務所で図面を書きながら、なーんか視線を感じて外を見てみると、
そこに立っていたのは、ちょうど一年前に引き渡したHUGHOUSEのYさん夫婦!
去年6月に誕生した長男君も一緒です。
用事で都内に出かけたついでに、雨の中、わざわざ途中下車して寄ってみてくれたとの事。
こんなに嬉しい事はありません!

いや~、もう、かわいいことかわいいこと。
ブログに写真を載せるのを快諾してくれたので、お披露目しちゃいますよん。
(写真は大きめで♪とのリクエストだったので、どーんと載せちゃいます(笑))

Yさんちは、1階も2階も、動線に行き止まりのない回遊性のある間取りなのですが、
今は、高速ハイハイで、家の中をぐるぐる回って遊んでいるそうです。
きっと、あっとういう間に、ぐるぐる走りまわるようになるんだろうな。
「キミはあの家で育つんだね・・・」と思うと、設計したおばちゃんは感無量になっちゃうよ。

久しぶりに、Yさん夫婦ともゆ~っくり話ができました。
「大変ですよ~」とは言うものの、二人とも、ちっとも疲れた様子はなく、
(奥さんなんて、ますますきれいになっていてビックリ!)
相変わらず夫婦仲睦まじく、ほんわかした人柄も何も変わらず、
なんだろう。。。『幸せ』そのものが私の前に座ってくれてる感じでした。

こんな時間を過ごせるなんて、私は本当に幸せ者だと思います。
これはね。もはや、ただの自慢です(笑)。

Yさん、来てくれてありがとう。次はまた、HUGHOUSEで会いましょう♪

乾杯!

昨夜は工務店さんとF様邸の打ち上げ。
とても素敵なスペイン料理のお店をリザーブしてくれてたのに、会話は終始、どうしても赤ちょうちん系になってしまったのが残念(笑)。

でも、お食事もお酒もとても美味しくて、
実に楽しい宴でありました。

私のブログの為に、監督さんが、”渋くダンディにワインを飲む男”のモデルを買って出てくれたのに、
何度撮り直しても、渋くもダンディにも映らないので、掲載断念。
カメラのせいか、カメラマンの腕のせいか、はたまた、モデルのキャラの問題か?(笑)

みんなの動線

とってもコンパクトな平屋建て住宅を設計中。
限られたスペースの中で、持ち込み家具の置場所、おばあちゃんの生活動線などなど、
シビアな検討が続いております。
その家に、ニャンコのための部屋を別に設けたいという素敵な追加リクエスト。
急遽、新居で猫と暮らすことになったのですが、
おばあちゃんが、ちょっとだけ、猫が苦手とのこと。
お互いの幸せのために、程よい距離感を保たねばなりません。

トイレ~ごはん~寝室の生活動線!日当たり!運動不足解消のための縦移動!
猫一匹と侮るなかれ。検討しなければいけないことはたくさんあるのです。
半日かけて、かなりいい感じにまとまってきました。
猫の住み心地を真剣に考えてる自分に、つい、ぷぷっと笑ってしまうのですが、
たまらなく楽しいのですよ、こういうお仕事。

犬とか猫とかって、ホント、一丁前。

じーさんばーさんになるまで

約1年半に渡るプロジェクトとなったF様邸~OBO*HOUSEは、
昨日、無事に引き渡しを終える事ができました。
家族全員が、じわじわとこの家を好きになっていってくれるような仕掛けをあちらこちらに施し、
どこを向いてもニコッと笑ってしまう、楽しく気持ちのいい家になりました。

施工を請け負ってくれたみすゞ建設さんには、
終始、陰で日向で私をフォローしつづけていただきました。
最後に、Fさんのあの笑顔を見られたのは、
いつどんな時でも、穏やかオーラを放ち続けてくれていた監督Sさんをはじめ、
みなさんのお力のおかげです。本当にありがとうございました。

引き渡しの席で、奥様から、
「これからが、ホントの長いお付き合いの始まりですよね。
 30年、40年と続くのかしら?」
と言われ、スタッフみんなで「そうですよ~」と頷いていたのですが、
フト、Fさん夫婦を含めてほぼ同年代の私達が、70歳80歳になっても、
みんなで顔を合わせている様子を思い浮かべ、ちょっと笑ってしまいました。
あらためてこんな風に想像した事は、今まで一度もなかったけど、
そんなお付き合いが続いたら、どんなにか楽しいことでしょう。

今回のプロジェクトに限らず、家をつくるって、そういう事なんですよね。
実際の仕事は、若い世代にしっかりと引き継ぐ事になるのでしょうが、
我々つくり手は、パワフルじーさんパワフルばーさんになって、長生きせにゃなりません(笑)。
もちろん、お施主さん達も!みなさん、ずっと元気でいてくださいね。
いつの日か、アトリエ朋杯・ゲートボール大会で戦いましょう!(笑)

Fさん。
長い間、大変お世話になりました。
この家で、のんびりゆったりおおらかに、4人仲良く暮らしていかれる事を、
心から祈り、そして、見守っていきますからね!

おいっ!

2週間ほど前、同じ国分寺市内で働いている姉から、
「会社の近くに、蕪料理だけを出してるお店がオープンしたんだよ」と聞かされ、
蕪だけでどんなメニューが揃うんだろうねぇ・・・なんて話しておりました。

その後、その近くを歩く機会が何度かあったのですが、
それらしい店は見当たらなかったんですよね。
でも、それほど蕪に興味も無かったので、気にもしてなかったのですが、
今日、姉から、
「この前話した、蕪だけのお店、違ったの。
 ”かぶのみ” じゃなくて、”がぶのみ”だった。
 点々を見落としてたよ~」
との報告が・・・(笑)。

「そういう、おばちゃんチックな間違いには気をつけなさい!」
と教育的指導をしながらも、
ものすごく血の繋がりを感じた瞬間でもありました(笑)。

で、近々行ってみよう!という事に。がぶ飲みしてきます♪

かわいい偶然

大工さんに開けてもらったひとつの穴に、
絶妙な角度で照明の光が当たり、
わずか4cmのフラットバーにジャストミートで、
こんなかわいらしい影が演出されておりました。
想定外!なぜか得した気分♪

でも、これを見られるのは、
今、このタイミングだけ。

この穴に花器を差し、花を活けます。
いつも家族の様子を見守れる場所に、
小さな小さなお仏壇。なのです。

知らなかった

おととしの5月に国分寺に引っ越してきて、つまり、この家で桜の季節を迎えるのは2度目のはずなのに、我が家の目の前に桜の木がある事に初めて気が付きました。

一年前、あのショックと不安の中で、小さな幸せをたくさん見落としていた事にあらためて気づかされた感じです。

あいかわらずのお転婆ぶりを発揮しながら、やっと今年も春がやってきましたね。
今日から4月。今月も、楽しいことがたくさん起こりますように!

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