月別: 2012年10月

冬が好きになる方法を誰か教えてください。

昔、”冬”って何月から何月だと思う?と聞かれ、「11月から3月」と即答し、「なんて不幸な人なんだ・・・」と憐れまれた事がある金沢です。こんばんは!

先日、「うなぎも冬眠する」という衝撃的な事実を教えてもらった時も、驚きもせず、ただ「うなぎになりたい」とだけ返事をしておきました(笑)。冬が来ると思うだけで本当に憂鬱な気分になりますが、今年も、どうにかこうにか乗り越えていきたいと思います。ここは気合で。

ちなみに、我が家の場合。
いっつも喧嘩ばかりしているこの姉弟がこうやって添い寝をするようになったら、冬。
今年もそろそろだな。

古巣にて

久しぶりに西武線の所沢駅に降り立ち、その変貌ぶりに驚いて、思わずカメラ小僧になって写真を撮りまくってしまった。
前の所沢駅(特に西口改札)を知らない人や、そもそも西武線に縁のない人には、この感動は全く伝わらないでしょうが(笑)、激変なのですよ!超激変!!「やればできるじゃないか、所沢!」と声をかけてあげたいくらい立派になってました。
こうなってみると、逆に、池袋線と新宿線の乗換駅で、それなりにいつも人が集まっているこの駅が、あれだけしょぼい状態で今日まで開発されなかったことが不思議になりますね。

でも、駅前の風景は相変わらずなーんにも変わってないのが西武線クオリティ(笑)。
「もうひとがんばりだ、所沢!!」

24H/3

これはあくまでも理想なのですが、1日24時間を、
8時間仕事をして、8時間眠って、残りの8時間をその他の雑事と自分の為に使う
と3分割して生活していけたらな・・・と常々思っております。
全然できていないのですが(笑)。

規則正しい生活とか、休みの日はしっかりと休むとか、
そういう事の大切さを身に染みて感じる今日この頃。

ウルトラマンのカラータイマーみたいなものが私にも付いてたらいいのに。
仕事中、一番のってきたところでピコピコなりだしたら焦っちゃうだろうけど・・・(笑)。

小春日和

気持ちのいい週末ですね。

今日も一日、アホみたいに笑って過ごしましょう。
        (↑ 最近の私の口癖(笑))

シンプル過ぎず、やり過ぎず。

S様邸。最後の大仕事(いや、小仕事だ(笑))は、洗面スペースのタオル掛けの取付。
アジアンテイストのキャビネットにベッセルタイプの洗面ボウルを乗っけた、シンプルだけどとても雰囲気のあるスペースとなったので、タオル掛けは手作りにして、その雰囲気にもう一味足すことに。
奥さんが選んだ素敵な鏡が取り付けられたら完成形。
「ホテルみたい」とはまた違う、ほっこりする空間になるでしょう。

タオル掛けの素材は6mmの真鍮棒。総長35cm。
写真で見るほど繊細なイメージではなく、存在感はありますよ。(写真がピンボケでゴメンナサイ!)
タオルが引っかかったりして使いにくくなっては意味がないので、究極のシンプルデザインに、ちょこっと葉っぱを付けただけに留めましたが、この「ちょこっと葉っぱ」が、おそらく、私が家をデザインする上で大切にしたい部分なのだと思います。
「あってもなくてもいいものはない方がいい」と相田みつをさんは言ってましたが(笑)、なくてもいいけどあると嬉しいものを、さりげなく仕掛けていきたい。

という事で、S様邸も無事に引き渡しが終わりました。

環境問題に、そして近隣の方々に、真剣に温かい目を向けているとても素敵なお施主様でした。
注文住宅としては異例の短い設計期間ではありましたが、ほぼ毎週末に長時間にわたって行われた打ち合わせに、知恵熱を出しながら(笑)付き合ってくれたSさん。本当にお疲れ様でした。
ここまでは駆け足で邁進してきましたが、これから、ゆっくりゆっくり時間をかけて、唯一無二の我が家に育てていってくださいね。

ちょっと奥歯に物が詰まったような表現になってしまい恐縮ですが、「家をつくる」という行為以外での家づくりという仕事の難しさを、あらためて、深く深く勉強させられたお仕事でもありました。
関わったすべての人に感謝です。ありがとうございました。

匂いとか想いとか、伝われ!

今まで、いろんな樹種の無垢フローリングを張ってきましたが、何を隠そう、檜の採用は独立後初めて。
やっぱりいいですね。紀州檜です。
写真を眺めているだけで、匂いを感じてしまいます。

でも、この写真から伝わってくるのは、材料の素晴らしさ以上に大工さんの几帳面さ。旗の整列具合が美しい。ただ挟んでおけばいいってもんじゃない・・・という大工さんの想いを感じてしまうのは、身贔屓でしょうか?
いつ現場に行っても「ホントに工事中?」と思うくらいきれいに片付いているし、早くて丁寧な仕事には感心させられます。
これだけ丁寧に扱ってもらえて、材料達もきっと幸せ。

元気が保障された

図面には「猫の部屋」と記載した姫ハウスのロフト。
表向きは、文字通りチビ姫にゃんこの為につくった空間ですが、実のところ、お母様の介助をしながら暮らすOさんにとって、ほんの束の間、気持ちを休めるひきこもり部屋になったらいいな・・・というのが設計者の思惑。
少しゆったりめにつくる(これも表向きは猫の為(笑))ハシゴをわざわざ登ってでも行きたくなる、素敵な部屋になりそうです。
このロフトの窓からの日差しがあまりにも気持ちいいので、つい欲が出て、急遽、キッチンにもそれが届くように細工してもらう事にしました。大工さん、監督さん、わがままを聞いてくれてありがとう。
これで、台所に立つたびに、Oさんは空を見上げる事になるでしょう。

「人間、上を向いて生きてさえいれば、必ず元気でいられる」と、妄信的に信じています。
ほとんどの時間をこの家の中で過ごすOさん親子が、ずっと元気で居られますように・・・と願いながら設計したこの家の、とどめの一発!となりました。これでもう大丈夫。

ちなみに、”表向き”に利用されてきた(笑)にゃんこにとっても、最高の家なんですよ、この家。
平屋建てなのに、この子のためのプライベートバルコニーまであるんですから!

アングル悪くてごめんあそばせ。

ここのところ、ダイニングテーブルをキッチンに絡めて制作してしまう現場が続いています。
スペースによっては円卓にしてしまったり。とてもプランをまとめやすくなるのですよ、作っちゃうと。使い勝手も良くなるし、動線も整理できるし、リビング部分が劇的に広く使えるようになるし。狭小住宅の場合は、もう、一石五鳥くらいの効果があるのです。

こちらは、目下、雨と闘いながらも外構工事を残すのみとなったSさんち。厚さ6センチのタモ材でつくりました。右奥にチラッと見えるのは、そのテーブルから連続させて作ってもらったPCスペース。とても落ち着く空間になったので、すでに家族4人で争奪戦となってるみたいです(笑)。

あともう少しで引渡し。雨降るなーー!

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