月別: 2014年3月

木曜日の雨率

毎週木曜日に、現場の定例打合せが行われているのですが、現場が始まってからの木曜日の雨率、高いんですよね~。で、よくある話ですが、「雨が降るのは誰のせいだ?」的な話題がのぼる訳で、この現場では、なぜか私が雨女に認定されているようです。自他ともに認める晴れ女人生を歩んできたので、心の中では全く認めていませんが、面倒くさいので「はいはい、私が悪うございます」と開き直る事にしました(笑)。

うれしい報告

前々回の記事で紹介した、ワンルームアパートのリニューアル。
去年工事した部屋に入居してくれたのは、大学で数学を勉強している優秀な女子大3年生でした。
とてもいい子で、工事中に決まった初めての入居者という事もあり、
いろいろと要望を聞いたりもして、このプロジェクトにちょっと巻き込んだのです。
卒業後は、大学院でもう少し勉強を続ける予定と話してくれていたので、
院に進んで、まだしばらくこの部屋に住むことを条件に!(笑)

あれから1年。
彼女、このリニューアル工事に関わったことで、不動産業界に興味が湧いてしまい、
大学院には進まず、この業界に就職を決めたそうです。

これ、嬉しいんですよねぇ・・・。
自分たちの仕事が、ひとりの大学生の人生に、わずかながらでも影響したというのももちろんですが、
それよりも、彼女のような子がこの業界に入ってきてくれるという事が。
いざ働き始めたら、いろんな現実の壁にもぶち当たるだろうけど、
この国の住宅事情が、もっともっといい方向に改善されていくように、
どんどん活躍していってほしいと、心から願い、応援したい気持ちです。

今年の春は、中学・高校・大学へと新しい門出を迎える友人の子供達が本当に多くて、
未来への夢や希望のお裾分けをたくさんもらっています。
お返しに、「どうやら、大人になるのは楽しいらしいぞ!」と、
子供達に感じてもらえるような大人にならねば!です。
若者たちに便乗して、一歩前に進みましょう。

もとい!

もともとブログを始めたのに深い理由はなく、
どこかで、”アトリエ朋”とか”金沢綾子”という名前を目にした人が、ネットで検索を掛けた時に、
「あ、ホントに実在するんだ」と確認してもらえた方がいいかな・・・くらいでした。

読んでもらえば分かるけど、営業目的にする気は全くなく(笑)、
時事ネタ、政治、宗教には触れない・・・くらいの決め事はありつつも、
ここに書く内容にも、なんにもルールはありませんでした。
ただ一つだけ、「嘘は書かない」という事だけは強く思っていて、
それは結構真面目に守っていたんです。
書いてる事と気持ちに少しでもズレを感じたら、アップせずに捨ててしまっていました。
営業目的にしないというのも、結局、そこを意識したら、
嘘とは言わないまでも、多少、よく思われようとか、そういう心理が働いて、
その違和感が小さな棘になって、自分を傷つけていってしまいそうで怖かったからかもしれません。

しかし!正直というのも考えものでして・・・(笑)。
最近のブログ、なんだか負のオーラが充満してましたよね~。
自分でも、自分のブログを見る気にもならないくらいでしたから、
覗きに来てくれた方にも、なんとなくどよ~んとした気持ちが伝染してしまったかもしれません。
ごめんなさい。
この人は一体何と闘っていたんだか・・・(笑)。

ブログ1年目の年の瀬に、こんな事を書いていました。

 人生を豊かにしてくれるのは、その大半が『どうでもいいような事』なんだと思うのです。
 日々の生活の中で見過ごしがちな、なんでもないような事に気を留めて、
 それを笑いに変えられるような、心の余裕を持ち続けていたいと思っています。
 これからも、あまり役立つ情報は発信できないかもしれませんが、
 この気持ちを大事にしながら、明るく、元気に、正直に、
 日々の出来事を綴っていきたいと思います。
 来年もまた、覗きにきていただけたら嬉しいです。
 そして、たまに「ぷぷっ」と笑ってもらえたら、この上なく幸せです。

ちょっと忘れてました。この気持ち。

このブログのあるべき形に戻していこうと思います!春だしね。
とりあえず、終戦!(笑)

それにしても、「正直」というのは、なかなかみっともないものだ。。。(笑)

楽しい学生生活を願って。

アパートのリニューアル工事も無事に終了し、
本日、オーナーさんと管理会社さんの立会いの下、お引き渡しとなりました。
3部屋目の工事だったので、何も問題なく進みましたし、
完成を待たずして入居者も決まり、みんなそれぞれの立場で、安堵の引き渡しとなりました。

小さな部屋なので写真撮影はとても難しいのですが、一部を紹介するとこんな感じです。
床とアクセントウォールには無垢のパイン材を使用し、
ミニキッチンの周りには、ガラスモザイクタイルを貼りました。
タオル掛けは今回も真鍮の製作品です。
女子大至近の女性限定のアパートなので、ターゲットが絞られている為、
何も悩まずに仕様をどんどん決められました。
部位で見るよりも、全貌がなかなか可愛いのだ!

このミニキッチンのコンロの下には、3.3kgの洗濯機が入っております。
バス・トイレも別になったし、クローゼットも少し大きくなりました。
下駄箱は、今どきの女の子の為に、ブーツも何足も収納できる容量を確保し、
扉は着けずに木製ブラインドを設置。玄関には姿見付収納もつけました。
家賃は上がったとは言え、それでも安いくらい!(笑)。何気に、いたれりつくせりです。

去年の工事ですでに入居済みの女の子達も、満足して住んでくれている様子。
このブログのトップページに書いてある、
「賃貸住宅に住む人も、分譲住宅やマンションを買う人も、注文住宅を建てる人も、
 みんな平等に、いい家に住む権利を持っています」
を信条として仕事をしていますが、そのメッセージを十分伝えられる仕事にはなってるかな。

この思い。
仕事のパートナーに共有してもらえずに空回りすることも多々あり、くじけそうにもなりますが、
ここだけは譲らずに、大切にしていきたいと思います。
“こんなもんでいい”家なんて、絶対にあってはいけないはずだから。

その思い出は何の味?

先日の大雪の日の夕方、私の事務所の前で立ち往生してしまった車がいました。タイヤのまわりの雪を掻き、車を押して(私ひとりの力でBMWのワゴンが動いた!)、を繰り返してみましたが、ノーマルタイヤではもうどうにもならず、他の車の通行やご近所の迷惑にならないところまで車を動かして、JAFを呼びましょうという事に。
もっと詳細に書けば、まるでコントのような展開が1時間以上続いたのですが、長くなるのでそこは割愛。

その時のご婦人が、今日、わざわざお礼を届けて下さいました。なんて律儀な人なんだ。。。
あいにく私は外出中で、大家さんが預かってくれていたのですが、お会いしたかったな。

この冬一番の思い出は、あまじょっぱい”えびの味”となりました(笑)。ありがとうございます。

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