小さな灯台になりたい

ここ最近、立て続けに、OBのお客様から、
中学生・高校生の娘さんの将来の事…建築の道に進むにはどういう進路を選ぶのが良いのか?
というご相談をお受けしました。

私みたいに志もなく、なんとなくなんとなくの選択の積み重ねでこの業界に居続けている私に、
有益なアドバイスもできる訳はないのですが、
娘さんたちが建築家になることを選択肢に入れてくれた事、
「それはやめておきなさい」とご両親が反対しないでくれている事が、とてもうれしい。

今の時代にこの業界に身を置き、これからの建築業界の行く末を想像する時、
あまり明るい未来をイメージできずに落ち込むこともあるのですが、
これからこの世界に飛び込もうとする若者たちがいるのだという当たり前の事に気付くと、
小さくてか細い光しか出せなくても、灯台になるような仕事をしなければ…と思います。

まだまだ、やるべきことはある。

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