2025.1.10
つくづくめでたい性格だな…と思うけれど。
このHPのAboutのページに自分で書いた文章を久しぶりに読み返して、
ちょっと泣きそうになってしまった。笑
あっちを向いたりこっちを気にしたりしながら、
いつの間にか、どこを向いて仕事をしているのか分からなくなった時に、
ちゃんと自分がいるべき場所に立ち返らせてくれるのは、いつだって自分なのです。
住宅に限らず、建築に関わることはすべて個別解だと思っています。
同じ悩みでもその解決方法は人の数だけあり、理想やべき論で語れるものなんて何もない。
つくり手の経験値や哲学ももちろん大切だけど、
アドバイスとエゴの境界線の位置でさえ、対峙する相手によって変わるものです。
目の前の人が本当に求めているもの、必要としているものをしっかりと見極め、忠実に形にし、
そこに『デザイン』という素敵なリボンを添えて手渡すような仕事をしていきたいと考えます。自分が一番呼吸しやすい暮らしの場をつくってください。
この思いをブレずに持ち続けて、
「こういう仕事をしていきたいんです」といつも胸を張っていたいし、
きちんと目の前のお客さんの希望に向き合って、
その『個別解』を導き出すことだけは、手を抜かずに、ごまかさずに、取り組んでいきたい…
そう思ったのです。よそ見してる場合じゃないぞ!と。
あらためて書くと大げさになっちゃうんだけど、自分に励まされるって悪くない。笑
先日、同業の友達と話をしていて、30年も設計の仕事を続けているのに、
どうして毎回毎回、初めて経験する課題が出てくるんだろうね…と苦笑いをしたのだけれど、
そして、今年の4月の法改正も近づいてきて、
さらに課題ばかりが増えていき、そりゃたまにはため息も出ちゃうけれど、
ひーひー言いながら、もう少し頑張ってみましょうか。
なぜか今、無性に『葉隠』を読みたい気分。笑