2022.1.14
凡そ半年の工事期間を経て、木造住宅のスケルトンリフォーム工事が完成し、
本日、お引渡しが行われました。
家中に木漏れ日の差す、あたたかくやさしい家に仕上がりました。
(なぜテーブルの上を片付けてから撮らなかったのかと自分を叱りたい。笑)
床材は、最近頻繁に採用している屋久島の杉の無垢材です。
節ありの商品もとても好きなのですが、無節材の美しさにはうっとりします。
この床材に合わせて、造作部分の無垢材もほぼ杉で統一。
目の詰まった素晴らしい材料を揃えてもらう事が出来ました。
一枚板に絡ませた丸太は貴重な天然絞り。とても上品な材です。
大工さんが見事に納めてくれまして、その美しい佇まいを際立たせるために、
図面上ではもう少し横幅があったスクエアの飾り棚を、急遽サイズダウン。
しかもこれ、私の要望ではなく、大工さんと監督さんの提案なのです。
本当にありがたい話です。
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この現場。
建物の仕上がり云々よりも書き残しておきたいことが、たくさんあるのです。
施主のSさん夫妻や施工会社さんとの出会い。この方たちの素晴らしいお人柄。
そして、このご両人とのご縁を繋いでくださったJさんの人望。その関係性。
到底、簡潔にまとめることなどできないくらい濃密な経験だったのですが、
それでもあえて一言で表現するならば、
『信頼』という言葉の本当の意味を改めて教えてもらった気がしています。
人に信頼してもらえるという事以上に、
人を信頼できる、し続けることができるというのは、
ものすごい能力であり、財産なのだと思い知りました。
タイトルを『信頼力』としましたが、これから鍛えていきたい力です。
表面的ではなく、本質として、鍛えていきたい力です。
こんな気持ちにさせてもらえた素晴らしい人間関係の輪に、
スタッフの一人として加われたことに、感謝しかありません。
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来週にはSさんもお引越しをされ、新たな生活が始まりますが、
これから春に向けて、ウッドデッキも含めたお庭の工事が進められます。
きっと、四季の移ろいを楽しめる風情のあるお庭になるでしょう。
こちらの完成も楽しみです。
この家でのSさんの暮らしが、穏やかで幸多きものとなりますように。