2010.11.9
現在、全国的に断熱材が品薄になっています。
始めはグラスウールだけだったのに、だんだん派生して、
ロックウールも発砲系も入手しずらくなっていて、
工務店さんや問屋さんは、相当苦労されてるみたいです。
住宅の着工件数が減少し、在庫を抱えなくなってきたところに、
エコポイントやフラット35Sを利用する物件が増えた為、需要が増え、
生産が間に合わない・・・というのが理由のようですが、
それらを利用しない家だって、今までも普通に断熱材は使っていただろうに。
なんとなく解せない断熱材騒動です。
この業界、時々こういう事があるんですよね。
プラスターボードがどこにもない!なんてことも数年前にありました。
あれは確か、中国特需だった記憶がありますが・・・。
進行中の物件も、当然この騒動に巻き込まれていて、
「この断熱材の○○ミリなら手に入りそうなんですが」とか、
「あれを使った場合、何ミリを入れれば同等性能になりますか?」
という問い合わせが続き、その都度、熱抵抗値を計算して返答しています。
思い返せば、今まで仕事をしてきた中で、
それぞれの断熱材の種類とその厚みによる性能を、
ここまでひとつひとつ比較してみた事はなかったので、
設計者にとっては、とても勉強になっているのは確か。
断熱材の選択は、単純に熱抵抗値だけではなく、
施工性やコストも含めて、部位ごとに決定しなければいけないので、
この経験は、今後の仕様決定には貴重な資料となるでしょう。
でも、もう十分。
早くこの騒動が治まってくれますように。
便乗値上げなんかが起こったら許しませんからね!!