月別: 2023年7月

ある町で過ごした一日

今日は朝から夕方まで、打合せ、現場作業、現場打合せと続いたのですが、
その3件とも同じ町内!
ちなみに来週始まる小さなリフォーム工事も同じ町内。笑
ずいぶんとご縁のある土地のようです。
これだけ現場が近いと本当にラク。移動時間ってやはりバカになりませんよね。

さて、そんな本日の真ん中の予定となった現場作業は、
外部に使用した鉄の棚受金物に錆止め塗料を塗る仕事。
ご用意して下さったお昼ご飯を一緒に食べた後、住まい手の奥さんと娘のNちゃんと3人で、
女子会さながら、いろんな話をしながら作業しました。楽しかったー。
このご家族の家を最初に設計した頃はまだ幼稚園生だったNちゃんも、もう24歳。
よくよく考えると、Nちゃんの人生のほとんどを知ってるんだよね、とお互い驚きあいました。

彼女が大学生になった時、
自分で貯めたお小遣いで自分の部屋のリフォームを…と依頼された時は胸が熱かったな。
これは私の設計人生の中でも、かなり自慢のエピソードのひとつです。
これからも、彼女の人生を遠くから(時にはがっつり近づきながら)見守っていけたら嬉しいな。

今日作業した外部の棚受金物とは、Works(Instagram)の方では紹介していた、
猫のゆずちゃんの為に大改造をしたバルコニーのキャットウォーク部分。
インスタ掲載後に新たに送ってくれた写真をこちらに貼っておきます。

猫も人も、みんな幸せでいてね。

リアリティ

いつの間にか今年も半分終わってしまったよ…
と思っている間に、あっという間に7月も半分が終わろうとしています。
「私、本当に生きてた?」と疑いたくなるくらい、現実味のない時間が過ぎ去っているような。
なんだろう、これ。

最近、リアリティの事をよく考えます。
明らかにつくられたフィクションの映画やドラマの世界より、
現実に流れてくるニュースの方が現実味がないんですよね。
自分の目の前で起きていない出来事が、
ものすごい速さと量で情報として流れ込んでくるからなのか、
人間の意識が追い付かないくらい世の中(人の心も自然も)が急激に変化しているからなのか、
何かよく分からないのですが、
実はすでに、私はメタバースの中に組み込まれたアバターだったりして?!
なんて妄想をしてしまったり。笑

ふわふわと浮いてるような、逆に、もっさりとした重たい雲に覆いかぶされているような、
そんな気分になっているのは私だけなんだろうか?

でも、外はギラギラと暑くて、猫たちは今日もかわいくて、
お腹が空いて、ごはんが美味しくて、視力がどんどん落ちてきて見えづらくて、
夕方の空が美しくて、ベッドに横になると幸せで、
親の健康の心配をしたり、プランがまとまらなくて悩んだり、
そんな毎日が私の現実で。僕らはみんな生きていて。笑

こんな事ばかり考えているからブログが停滞するのだな。

『書く』という行為は、本当に人を救いますね。
書いたらちょっとすっきりしちゃった。笑

 

月別アーカイブ