2025.3.31
ずいぶん前に読んだ重松清さんの『流星ワゴン』という小説の中に、
「人間は、たった30秒先の未来さえ予測できないんです」みたいなセリフがありました。
交通事故で即死してしまった幽霊が、その事故現場に向かって歩きながら、このカーブを曲がったところでトラックと正面衝突をしたのだと説明しているシーンだったと思います。
とても印象的な場面で、軽くショックを受けたセリフでした。
本当にそうなんですよね。
30秒先さえ予測できないんだから、1年後、10年後の自分がどうなってるなんて分かるはずがない。
しかし、具体的に予測をした訳でもないくせに、自分の今の現実に、
「こんなはずじゃなかったんだけどな」と首をかしげてしまうのはなぜなんでしょうね。笑
どんなはずだったんじゃい!と自分に突っ込みたくなることがよくあります。
*
今日で3月も終わります。
2月が終わる時点で0.1ミリも想像していなかった事が起こり、
全くもって、人生、何が起こるか分からないものだと実感した1か月でした。
こんな大きな刺激はそうしょっちゅうはいらないけれど 笑、
小さな奇跡や偶然を楽しみながら、4月も過ごしていきたいと思います。
目的地に向かって必死にオールを漕ぐよりも、筏に乗って大海を漂っている方が、
意外と、本当に行きたかった場所に早く辿り着けたりするし、なにより、愉しい。
4月の終わりに、私はどこに居るのやら。笑
2025.3.30
2021年の夏にリフォームをした住まい手さんからお食事会に招かれ、行ってきました。
コロナ禍でご主人の在宅ワークが増えたのを機に、納戸になってしまっている玄関脇の洋室(マンションあるある 笑)を改造してご主人の書斎を作るのがメインのリフォームでした。
当時ご主人は56歳。
その時のヒアリングで定年後のプランをお聞きして、将来を見据えて作った書斎は、コンパクトでありながら機能的で、とても心地のいい抜け感とお籠り感を両立させた渾身の出来栄えでした。
あれから3年半の時が経ち、今年の1月にご主人が定年退職をされ、新たな暮らしが落ち着いたからとのお誘いでしたが、久しぶりにお会いしたご主人は、重責から解放されて穏やかに暮らしを楽しみながら、当時のプラン通りネクストステージへの準備を着々と進めておられました。
あの書斎はLABOと名付けられ、意義ある研究の拠点となりそうで、今後のご活躍が楽しみです。
退職のお祝いにお花をお持ちしようと花屋寄ったら、色鮮やかな花たちよりこちらが気になり、
お祝いにしては地味過ぎる桜の花束(枝束?笑)をプレゼント。
家の写真もお料理の写真も撮リ忘れたので、帰宅後に奥さんが送ってくれたこの写真を記念に載せておきます。
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桜が咲きましたね。本腰入れてお花見モードに入りましょう♡
2025.3.26
ほぼほぼ詐欺まがいの電話に、ご丁寧に45分も対応してしまった。笑
まぁ、詐欺とはちょっと違うんだろうけど、
お施主さんへの思いとか、家づくりで大事にしてることとかを熱く語らせておいて、
私の貴重な朝の45分を返せこのやろう。笑
悔しいから、普段あまり人に話すことのない『仕事の訴求』に対する考えを、
言語化して人に話して自分の考えを整理するよい機会をもらったのだと感謝することにしよう。
やだ、私ったら大人。
2025.3.25
SNSに、「2キロ6,500円のキャットフードは迷わず買うのに、なぜ5キロ5,000円の人の米を買うのに躊躇するのだ」という投稿を見つけ、笑ってしまった。ホントだよね。
ウチの子達のカリカリはそこまで高くはないけれど、それでもグラム単価で言えば米の2倍以上だな。考えたこともなかった。
ここ数年で猫のご飯もどんどんどんどん値上がりしていて、それでも、さすがに躊躇したり安いのに変えてしまったりする事はないけれど、心ではこっそり泣いています。笑
扶養手当が欲しい。
2025.3.23
こんな所にまでインバウンドの波が押し寄せているのか、
いつもの多摩湖散歩に行ったら、何組かの外国人グループとすれ違いました。
あぁ…英語が話せたら、多摩湖愛あふるるガイドをしてあげるのに…。笑
今日の多摩湖。
春らしく空気がガスっているのは残念だったけど、そのおかげでまんまる太陽。
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暑いくらいの週末でしたね。
昨日の土曜日は、すっかり毎月恒例になった小川町散策。
今回は、以前のイベントで知り合った、空家を購入してDIYリノベーションをされている方から、
状況を見てアドバイスをしてほしいという依頼を受け、その現場に行くのが主目的。
とても器用な人で道具も本格的。
DIYのレベルではないのだけれど、いかんせん、仕事の合間で週末だけの作業でのリノベーション。
しかも、なかなか豪快に解体をしてしまっているので 、こりゃ完成まで3年はかかるかな…。笑
でも楽しくて仕方なさそうなので、そうなればこれは最高のおもちゃですよね。
床のレベルをどこに合わせるかとか、うっかりしがちな電気系統の移設の事、
ところどころプロの手を借りるのも有りだと思いますよ…など、
一応は、専門家っぽい助言もしてはみたけれど、どこまで口を出してよいか悩ましい。
今後も時々様子を見させてもらう事になるでしょう。
とにかくロケーションが素晴らしい家で、縁側に座っているだけで癒されるし、
庭には大量のヨモギを発見!琵琶の木も梅の木もある。
育ったころに収穫させてもらえることになったので、工事そこのけで私も楽しみです。笑
さらに昨日は、車がなければ行けない場所にもあちこち連れて行って下さって、里山の休日を満喫。
ついでにわがままを言って、
私が以前から一度行ってみたいと思っていた場所にも連れて行ってもらいました。
それがこちら↓。
前に何かの写真で見かけて、どうしてもここに行ってみたくて、
でも、だいたいの場所しか分からなかったから、
グーグルアースで探しまくって見つけたんですよ。笑
ここは車がないと行けなさそうだったので、いつかレンタカーでも借りて…と思っていたけど、
思いがけずこんなに早く叶いました。
この鳥居をくぐってしまったら、二度とこちらの世界に戻ってこれなそうな結界を感じません?
実際に鳥居のそばまで行ってみたら、鳥居とその奥に映っている建物の間に川が流れていて、
向こう岸に渡れるように飛び石が並べられた参道になっているのです。まさに彼岸。
さらにその先には、この山に入っていく階段が続いていましたが、
さすがに今回は、川向うに渡ったところで引き返してきました。
今はまだ、戻れなくなったら困るから。笑
近くまで行けたのは良かったけれど、やはりここは、この写真の景色が圧巻。
八百万の神の存在を信じたくなる場所です。
小川町、ときがわ村、東秩父村。
なぜ、このエリアにこんなに惹かれているのか。
もう少し時間に余裕がある時に、その経緯をまとめられたらと思います。
初めから話そうとすると、なんと、時は30年前に遡るので。笑
2025.3.21
沈丁花が香り出しました。
あたたかい一日でしたね。
週末からは一気に気温もあがるみたいで、いよいよ桜の開花かな。
昨日、私のこのブログをこんなに丁寧に読んでくれてる人がいるんだと知る出来事があり、
自分の存在をとても大切に扱ってもらえたような気がして、
なんだか、とても満たされた気持ちになりました。
受けとってもらえたとか、理解してもらえたとか、
そういう喜びや安心を交換し合える関係性を誰かと持っていたら、
人は大概の事は乗り越えられるんじゃないかな。
昨日のツキイチカフェの相談会に来てくれた人や、
夜、一緒に食事をした友達との会話を思い出しながら、
今日は一日、そんなことを考えていました。
2025.3.19
夜中に聞こえていたのは雨音だったのに、朝起きてみたらうっすら雪化粧で、
雪が降ってたんだと驚いてるところに突然雷がなってまた驚き、
天気予報大外れで牡丹雪に変わってあっという間に積もり始め、また驚く。
朝から驚かされ続けた春分の日イブです。
昨日の午後の予定だった現場打ち合わせが今日の朝に変更になったので、
雪の中現場に向かう途中、突風に煽られて傘の骨が折れてしまった。
(途中の自販機で差入のコーヒーを買おうとしたら、ちょっとしたハプニングに巻き込まれ、
缶コーヒー万引き野郎みたいな行動をせざるを得なくなって可笑しかったんだけど、
長くなるのでこの話は割愛 笑)
打ち合わせを終えた10時半。
帰る頃には止むだろうと思っていたのに、雨には変わったもののまだ降り続け、
折れた傘の骨に緑の養生テープを貼って補修してみたけど全く役に立たず、
現場最寄りの浜田山駅まではコートのフードを被ってなんとか凌ぐ。
駅まで行っちゃえば、さすがに降りる頃には止むだろうと思ったのに、全然止む気配はなく。
今日のお天気はなかなか予報通りにいきませんでしたね。
そんな中、3つ隣の久我山駅で途中下車して、ちょっといちご狩りをしてきました。笑
仕事の合間にちょっといちご狩りっておかしいでしょうと思われるでしょうが、
三鷹市にいちご農家があるのです。
目の前に広がるいちご達のビジュアルと、いちごを摘むという行為が、
何物にも代えがたい癒し効果となり、束の間、最高のリフレッシュになりました。
しかも、そのいちごの美味しいこと!
減農薬栽培とのことですが、甘みも酸味も柔らかさもとても自然。つやっつや。
いちご狩りは5月頃までやってるそうですが、2月3月が一番甘くて美味しいのだそうです。
お近くの方、行ってみてはいかがでしょうか?仕事の合間に。笑
私ももう一度行きたいな。
2025.3.18
スマホのアラームやタイマーが鳴っている時、画面上には「ストップ」の文字が表示される。
その「ストップ」をタッチすれば止まるのだけれど、
この「ストップ」の字面が「ストップ」の意味として認識でなくて、
すぐにアラームを止められない事がよくある。
今これを書いていても、ストップってこんな字じゃない気がしてならない。
音と字面が整合してない感じ。伝わるかなぁ…。笑
これも一種のゲシュタルト崩壊みたいですよね。
これ、共感してくれる人、結構いそうな気がするんだけどどうだろう?
前に使っていたスマホは、「停止」と出てきていたのだけれど、
その時も、その文字を見るたびに、「あれ?停止ってこんな字だっけ?」と思っていた。
「ストップ」と違って意味は分かるし、
ここを押せばアラームが止まるのはすぐ理解できていたんだけど、
なんか違う…という違和感はぬぐえなかった。
今のところ、この二文字以外に違和感を感じる事はないのだけれど、
逆に、同じ意味の言葉でこの現象が起きるのが不思議。
「止まる」とか「stop」は平気なんだけどなぁ…。
この人、何を言ってるんだ?って思われちゃうかなぁ…。笑
2025.3.13
3年に一度の建築士指定講習会に行ってきました。
外の見えない部屋で9時から17時まで缶詰。
せっかくこんなに暖かい日なのに悔しいから、
お昼休みはオープンカフェのスペイン料理屋さんでひとりパエリアランチ!
束の間のブレスタイム♡
*
定期講習会も、会場受講とオンライン受講を選べるようになりましたが、
私はどんなセミナーも断然ライブ派なので、迷わず会場受講で申し込んだのだけれど、
受講者、たったの4人でした。笑
時代ですね…。
こんなに長時間集中し続けることも最近はあまりないのでちょっと疲れたけれど、
やはりこの講習会は、受ける度に少し矜持を正してくれるのでありがたいのです。
帰り道、『ちゃんとしなきゃなー』と、いつもプチ反省会になってしまいます。笑
2025.3.12
朝からどんより曇っていたのに、一瞬、東から日が差してきたのでベランダに出てみる。
何年か前の3月12日の朝に、とても美しい夜明けを眺めながら、
あの年の3月12日の朝はどうだったんだろう?
こんなにきれいな朝だったのかな?
それに気づけた人は居たのかな?と想像し、
朝の景色に感動できるのは、昨日という日が平和で穏やかだった証なのだと思い知った。
そのことを思い出すために、太陽が一瞬顔を出してくれたのかな。
今日も平和な1日でありますように。
2025.3.8
現場廻りの土曜日。
午前中はキッチンのリフォームが完成したMo邸へ。
初めてリフォームの相談を受けてから1年余りのお付き合いで、
去年の夏から3期に分けて、外装、リビングと寝室、キッチン、と工事を重ねてきました。
住まい手さんにとっても我々作り手にとっても濃密な1年でしたので、
この現場の報告はまた改めてちゃんと書きたいと思います。
(Mさん、秘蔵の写真のお披露目はもう少し待ってて下さいね。笑)
*
午後はマンションリフォームのKk邸の現場で打合せ。
今日の打合せで、すべての仕様の色決めなどが終わり、
あとは4月末の完成に向けて粛々と進めてもらう事になります。
今は絶賛床張り中。
今回はユニタイプのラスティックウォールナットの採用です。
ラスティックを使うのは初めてですが、
この家にはこれしかない!というくらいマッチしてくれそうで、とても楽しみです。
さて。
このKkさんご夫婦とのご縁は、4年前にリフォーム工事でお世話になったKoさんのご紹介でした。
(Kさんばかりで紛らわしい…笑)
ご紹介を受けて、Koさんの家で初めてKkさんとお会いした時の様子はこちらで。
この記事から、Koさんの家のリフォーム後の写真を投稿したWorksのページにも飛べます。
今日の打合せに、そのKoさんご夫婦が遊びに来てくださって、しばし賑やかな時間となりました。
完成した現場を見ていただくのを楽しみにしていたのですが、まさか工事途中でお会いできるとは!
ここはこうなるんですよ、とか、いろいろ教えたくなってしまいましたが、
あとの愉しみがなくなってしまうので、もろもろは内緒のまま。笑
すぐにオロオロしたりうっかりしたり、頼りない設計者なのは4年前から変わっていないけれど、
それでも、大切なお友達を紹介して良かったと思っていただけるよう、
あと2か月、しっかり監理していかねばです。
ご紹介でのお仕事というのは、本当にありがたいのと同時に、本当に緊張します。笑
2025.3.7
リビングのシーリングライトには20Wと27Wのランプがセットされているんだけど、
いつの間にか27Wの方が切れていた事に気付いたのは、
急に思い立ってカバーの掃除をした一昨日のこと。
そういえば最近ちょっと暗かった気もしなくもないけれど、
リビングの照明が20Wでも問題ない私の生活って…。笑
すぐにネットで注文して、今日届き、さっそくランプ交換を。
椅子の上に立ってカバーを外して電球の脱着。
大した作業ではないのであっという間に終わったのだけれど、交換しながら、
いつかこんなことも出来なくなっていくのかなぁ…とか考えちゃって。笑
そこを心配するのはまだ早いのは分かっているのだけれど、
自分の両親や、高齢でひとり暮らしの住まい手さんから、
今まで当たり前に出来ていた事が出来なくなっていく話をいつも聞いていて、
笑い話にして話してくれてはいるけれど、
ホントは結構つらい事なのかな…と思いを馳せてみたり。
いや、自分もすでに、瓶のふたとか開けづらくなってるんですけどね。笑
そしてそれを、同世代の友達とゲラゲラ笑いながら共感しあってるんだから、
歳をとって出来ないことが増えていくのも、負け惜しみではなく、
とても愉快な事なのかもしれませんね。ま、自分の気持ち次第なんだろうけど。
なんでも、愉しんだもの勝ちですよね。
って、老いの愉しみを語るにはまだまだひよっこですけど。
2025.3.4
そのメールを開いた時には本当にびっっっっくりして、しばらくフリーズしました。笑
このHPの問い合わせフォームから、高校時代の同級生からのメールが届いたのです。
いや、同級生と言っても同じクラスになったことはないので、
高校時代には存在も知らず、話したこともなく、
卒業後に、共通の友人を介して何度か一緒に遊んだことがある程度。それも20代の頃。
たまたまブログを見つけてくれたのだそう。
たしかに実名も年齢も出しているし、埼玉県出身とも書いてあるとは言え、
これが私だとよく気づいてくれたなぁ…と。
あれ?もしかして?くらいは思うかもしれないけれど、
よく確信を持って思い切って連絡してくれたものだと、驚きを隠せないのです。
またそのメールの文面がおもしろくて、文章のセンスが抜群に良くて、
「あぁ…そうそう!こういう人だったよなぁ…」と、くっきりとその人柄が蘇ります。
当時、メールのやり取りなんてした事もなかったはずなのに、
メールを読んでこんなに懐かしくなるとは…。
人物像って、その人が書く文章に一番顕著に表れると感じていて、
たしか以前に、このブログにもそんな事を書いた記憶もあるけれど、
本当にそうなんだなと再認識できました。
近々再会する事になりそうです。
中身はそんなに変わってなくても、外見はお互い大変化を遂げているはず。笑
待ち合わせとかしても気付けるか心配ですが、ちょっと楽しみです。