ニンニン!とはいかず・・・。

それぞれの仕事の現時点での作業量には大小の差があれど、同時に考えなければならないプロジェクトや相談事の数が、なんだかスゴイ事になっていて、悲しくなるほど段取りよく仕事が進みません。
昨日のツケを今日払い、今日のツケを明日払う、、、仕事の借金地獄のような生活です(笑)。

こういう時って、分身の術でも使って、自分を3人ぐらいに増やせたら・・・と思いがちだけど、よく考えてみると、こんなヤツが3人も居たらもっと厄介なような気もします(笑)。
「優秀なスタッフがいたらなぁ・・・」という欲望が頭をかすめる今日この頃。

そんな中、土曜日には、植栽の勉強会で川口市安行に行ってまいりました!1日掛かりで6ヶ所の植木畑などをまわり、植栽の名前や値段の相場、それぞれの特徴や使い方のコツなど、みっちりと講師の先生からレクチャーを受け、大変勉強になりました。
自分自身が、お世辞にも「植物を育てるのが上手な人間」とは呼べない故(笑)、「手入れに自信がないからお庭はいいです」というお客様には強く推せずにいるのですが、やはり、家と植栽は切っても切り離せない関係なんですよね。苦手意識のあるお客様にも、負担にならない範囲で気持ちをほぐしてくれる、そんな植栽計画を提案してあげられるようになりたいものです。

木漏れ日も(直射日光も(笑))いっぱい浴びて、私も光合成完了!ガムバリマス。

ジャジャン!

足場がばれました!

この焼杉の壁を見て、つくづく思う事。
窯業系サイディングの「木板調」って、ホントに良くできてるわ・・・(笑)
通りすがりの人の半分以上は、サイディングだと思ってるような気がします。
「無垢です」って貼っておこうかな(笑)。

内部の左官工事も着々と進んでおりますよ。
もうひとがんばりです!

悲しいかな、他社の宣伝は得意(笑)

以前、私も一緒にお仕事をさせて頂いていた工務店・住まいの三貴さんが、新しいプロジェクトを立ち上げ、その第一歩となるモデルハウスが完成し、今週末にオープンするそうです。
詳しくはこちら→ (Click!) 

このプロジェクトで三貴さんとタッグを組まれている建築家・古川泰司さんも、たまたま私も面識があり、年に数回、講義でお話を聞かせてもらったり一緒にお酒を飲んだりしている方なのです。
なので、初めて三貴さんから「これから古川さんとこういうプロジェクトを・・・」と聞いた時には、すごく驚きました。この業界、広いようでかなり狭いのです。
でも、驚きと同時に、とてもいい組み合わせだな、とも思いました。
古川さんは実にアグレッシブで、時代の変化を読みながら、常に「今、建築家に、家に、何が求められているのか?」を貪欲に探求しつづけていてる真摯な方で、そこに三貴さんの丁寧な仕事っぷりが加われば、とても価値のあるプロジェクトになるだろうな、と。

私もまだ、モデルハウスを見学させてもらってはおらず、内容についても、詳細まで把握しているわけではないのですが、様々な提案が盛り込まれた楽しい家になっているようです。
とてもシンプルな考え方の元に構築されたプロジェクトに見えますが、その実、とても難易度の高い取り組みに挑戦されてるなと感じています。
週末のオープンイベントには所用で行けないのですが、近々、私も勉強に(半分は冷やかしに(笑))行ってこようと思っています。
興味のある方は、足を運んでみてはいかがでしょう?

って、なんで私が宣伝してんねん(笑)。

過去に、三貴さんとアトリエ朋のコラボで家づくりをされたお客さんや業者さん達が、「三貴さんと朋さん、何かあったのかしら?」と心配してるんじゃないかな?と、それだけが少し気がかりで、自分のこのもやもやを吹っ切るために、「そっか、思い切って私が宣伝しちゃえばいいんだ!」と思い立った次第です(笑)。(三貴さん、古川さん、勝手に告知してスミマセン(^^ゞ)
こうやって、私と三貴さんに限らず、設計事務所も工務店もそれぞれに、既成の枠を破りながら新しいことに取り組み、影響を受け合い、切磋琢磨していく事が、業界全体の新陳代謝にとても重要なのだと考えています。
私も置いていかれないように頑張らなくちゃです。

という事で、OBのお客様各位殿。
今後も、三貴さんと一緒にフォローしていきますのでどうかご安心を♪
だから、「えー、私も古川さんの設計が良かったー」と思ってしまっても、どうかその気持ちは、大事に墓場まで持っていって下さいましよ♪(笑)

「縁」ってあるのだな。

3年前の震災の1週間後に、たまたまある場所で居合わせた女性が居ました。
話をしたのは、時間にして10分程度の事だったのですが、
あの、日本中が不安とショックの真っただ中に居た時に、
元気と勇気を分けてくれた、とても印象的な方でした。(その時の記事はこちら→ (Click!) 

その時、なりゆきで名刺交換はしたものの、
それっきりお会いする事も連絡を取る事もなかったのですが、
3年の時を経て、先日、突然、「ちょっと相談したい事があるのですが」とメールをいただき、
先ほど、事務所に来てくださいました。

前回と違って、今日はいろいろと深いお話もさせて頂きましたが、
3年ぶりにお会いしたMさんは、やはりとても前向きで、素敵な女性でした。
たった一度の出会いのはずが、彼女も私を憶えていてくれて、
こうやってご縁が繋がっていくというのは、本当に幸せな事だなと思います。
大事に育てていきましょう。

外壁と卓球と仕事とデザインのコト。

アトリエ朋の標準仕様になりつつある外壁・ユニプラル。今日から仕上工程に入りました。今回は木ずり仕上げ。とてもいい表情です。
この写真は塗りたてなのでちょっと色目が濃いですが、乾けば、ほぼ白。焼杉とのコントラストも楽しみです。
ちなみに、ちらっと写ってる玄関ドアは、次世代省エネ基準にも対応している断熱木製建具。青森ヒバです。
足場バラシも間近に迫ってまいりました。
ドキドキ。ワクワク。

さて、今日は、以下つれづれに。
お付き合いください(^^ゞ

 

「GW何してた?」と聞かれて真っ先に思い浮かぶ答えは「卓球見てた!」(笑)。
何につけても地味なものが好きな私は、もともと卓球観戦が大好きなのですが(水谷君LOVE♡(笑))、今年の世界卓球はホントにおもしろかったです。
おもしろかったけど、もう、見てるだけでクタクタになりますよね、卓球って。
本当に疲れるGWでした(笑)。
それにしても、卓球選手の身体能力、恐るべし!です。
あんなにスゴイ事をやってるのに、なぜこの競技は、こうも地味に見えてしまうのだろうか・・・。

   *

PCのセキュリティソフト。
自動的にバージョンアップされてたりして、それはそれで良いのですが、それによってスキャナーが使えなくなる事象が起きたりするのですよ。セキュリティがデータをブロックしてしまい、設定をやり直さなければならなくて(これがまた複雑なのだ)、ちょっと迷惑なお話。
リコーのサポートエンジニアさんのおかげで、先ほど復旧しました。
サポートエンジニアって、私の中では、尊敬する仕事のベスト5に入ります。
電話をするとすぐに来てくれて、黙々と作業をして、手品みたいに直してくれて、無駄足みたいな作業になってしまっても嫌な顔一つせず、本当に親切で。
こういう人たちに自分の仕事が支えられているのに、自分の仕事を面白いだとかつまらないだとか言ってちゃだめだよねって、来てもらうたびに、これは心底思います。
いつもありがとうございます。

   *

“尊敬する仕事”というキーワードが出てきたので、ついでに、いつか書きたかったお話をひとつ。
昔、雑誌で見たんだったかな?「これなら自分にもできそうな仕事ランキング」というのがあって、その中に、「”なんでも鑑定団”の石坂浩二さん」が入ってました(笑)。
確かに、私にもできそうな気がちょっとするかも。

   *

最後に、スマホ入院の顛末。
結局、修理に1万円以上かかるとの事で、修理はキャンセル。
次の手として、3,000円で同じ機種の新品に交換か機種変更という選択肢が与えられ、悩んだ末に今回は交換することにしました。INFOBAR復活です。
ホントは、ガラケーに戻したかったんです。機種変更するつもりだったんです。
でも、どーーーーーしても、デザインを愛せないんです。
たかが電話じゃないか!なんでもいいじゃないか!と、何度も言い聞かせてみたけどダメでした(笑)。
スペックとか金額とかも大事なんだろうけど、愛着を持てるデザインかどうかが、私がモノを選ぶ基準のマストなんだと思い知らされました。デザインってやっぱり大事。
ラインナップの減ってしまったガラケーだけでなく、次々と新機種が出てくるスマホも、もう少し、「ずっと使い続けたくなるもの」を目指してくれたらいいのにって思います。
まぁ、携帯電話だけの話じゃないけど。
前にも書いたことがありますが、全てにおいて、消費者ではなく愛用者でいたいのです。

無駄に長くなってしまいました(笑)。
現場の記事は、別エントリーにすれば良かったかな・・・。あはは。

 

命をいただくという実感

(これは自らを辱しめるような記事なんだろうと思いつつ書いちゃいますが)自宅で、目の届かない場所に放置してしまっていた長ネギに花が咲いておりました!ビックリです。今更、「だらしない主婦なわけじゃないのよ」アピールをする気は毛頭ありませんが(笑)、これはさすがに初めてです。

長ネギって、根を切り落として半分にカットして、ラップにくるんで冷蔵庫に入れておいても、ニョキニョキ成長しようとするじゃないですか?普段から、すごい生命力だなと思っていましたが、光も水も土も無い環境で、自らの養分だけで花まで咲かせてしまえるのですね。
そしてまた、この花のかわいらしいこと・・・。

「命をいただく」と言うと、どうしてもお肉やお魚の事を思い浮かべてしまいますが、
野菜だって、こうやって、自分の花を咲かせるために蓄えた栄養分を分けてくれているのだなと、
あらためて実感してしまいました。ありがたく食さなければ罰が当たりますよね~。

と、自らの失態を美談に変えてしまう凄技!(笑)

テン展

建築家・寺田尚樹さんが手がけている”テラダモケイ”  (Click!) の、1/100建築模型用添景セットをゲットしました!見ているだけで楽しくなってきます。

昨夜は、その寺田さんご本人から、この添景セットを作るに至った思いや今後の展開の事、建築への想いなど、とても貴重なお話を聞く機会を持つ事ができました。
建築という箱の中にある、人が居てこそのストーリーを、この添景によって表現したかったというお話は、(同じ土俵で物を語るのはおこがましいと思いつつ)その家の中で繰り広げられる家族の様子を、呆れられるくらい勝手に妄想しながら設計している自分の想いと重なり、首がもげそうなくらい頷きながら聞いてしまいました。

この添景セットを使って作られた絵本があるのですが、「ももたろう」 (Click!) 。。。秀逸です!
この世界観、かなり好き♡

このテラダモケイも含む、デザインディレクター・萩原修さんがプロデュースされたプロジェクトを紹介する「テン展」 (Click!) が、GW期間中、国分寺で開催されています。

4日(日)は、私もちょびっと、受付などのお手伝いをしております。
興味があれば、ぜひ遊びに来てください(^^)/
どの作品も本当に素敵ですYO!

「網戸考」あらため、「愉快なYさん」(笑)

むかーし、一度だけ、ログハウスの設計をしたことがあります。富士の麓の別荘。
工事は、地元のログハウス専門の工務店さんにお願いしたのですが、
その社長から聞いた、事業を始めたばかりの頃のお話。

丸太だけでなく、サッシもカナダから輸入していたのですが、
向こうから届くサッシには網戸が付いていなかったそうで、
「日本には虫がたくさんいるので、網戸が必要だ」と伝えたら、
次のコンテナに、網戸の代わりに殺虫剤が積まれていたんですって(笑)。

なんでこんな話を思い出したかというと、
今朝、施主のYさんと、メールで網戸問答をしてたから。
そのやりとりがおもしろかったのです。
全ての窓にちゃんと付きますよ!とお伝えするも、なかなか信じてもらえない(笑)。
これ、会話の全部を紹介しなければ、何がおもしろいのかさっぱり分からないと思いますが、
(施主の、設計者に対する不信感の話にさえ読める(笑))
今回の網戸に限らず、Yさんとのメールのやりとりは、いつも楽しくて仕方がないのです。

で、万万が一網戸が付かない窓があったら、
私が死ぬまで「ムシコナーズ」をプレゼントしつづけるという事でまとまり(笑)、
今日のブログは「日本人と網戸」について書こうかな~と思ってたところに、
「どうか『ほんっとーーにどうでもいい話Part2』に登場しませんように」というメールが!
おもしろいなぁ・・・。Yさん。

真面目に「網戸考」を書くより、Yさんの事を書いた方がおもしろそうなのでネタ変更。
(おもしろいのは私とYさんだけという気もしなくもないが・・・)
愉快で聡明なクライアントと、楽しく仕事をさせて頂いています。感謝。

もう、ほんっとーーにどうでもいい話デス

昨夜、洗い物をしながら鼻歌を歌ってたのですが、
なぜか「千の風になって」と「私がオバさんになっても」がまざってしまい、
♪わたしが~~おばさんに~なっても~~、泣かないでください~~♪
って歌ってました(笑)。 ひとりで大笑い。
(メロディは「千の風になって」。意外としっくりまとまります)

幸い、我が家の、おそらく既に心で泣いているであろう人の耳には届かなかったようで、
突っ込まれずに済みました(^^)v あぶないあぶない。

ね。ホントにどうでもいい話。

謎のプレッシャー

昔、お勤めしていた頃のボスが言ってました。
「国家資格である士業の中で、自分たちの仕事を、いちいち「こういうもの作っていいですか?」と役所に確認を取らなければいけないなんて建築士だけなんだよ。おかしいと思わないか?」って。
まぁ、たしかに。
この建築確認申請という制度があっても尚、コンプライアンスに関わるいろんな問題が起こる訳だから、そこに異論を唱えても仕方のないことだし、真面目に設計してれば、確認申請なんてただの通過点に過ぎないはずなのに、この「確認」の二文字が設計者に与える、得体のしれないプレッシャーはなんなんだろう?(笑) 
たしかに、「そんなのいちいち確認するまでもなく、設計者と施工者のモラルを信じます」という時代が来たら、仕事はもっと楽しくなるんだろうなぁ・・・。
とか書きながら、逆に、この「確認」「法遵守」「検査」の圧力に、設計者自身が助けられてる場面も多々あるわけなので、つべこべ言わず、さらっと通過すればいいだけの話なのです。
はい、分かっております(笑)

という事で、無事にまたひとつ、確認が降りました。20年以上この仕事をしてきて、何十件という建物の確認申請を出してきているのに、いまだに、確認済証を受け取るとホッとします。絶対もらえるものなのに・・・(笑)

一段落。
そして、新たなプロジェクトがいくつか始まります。
5月は、ちょっと、忙しくなりそうです。

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