スライスした梨と一緒にソテーしたり、しょうが焼きのタレに、砂糖の代わりにすりおろした梨を入れたり、キーマカレーにみじん切りの梨を加えたり…。
料理が得意な人が聞いたら「何を今さら」かもしれませんが、今年の夏に、とあるレストランで出されたメインディッシュで、この、豚と梨の奏でるハーモニー♪(笑)を初体験し、すっかり魅了されたのであります。とにかく相性が良くて、もんのすごく美味しくなるのですよ♪
未経験の方には、ぜひともお試しいただきたい!
2014.10.24
独立間もない頃にリフォーム工事のお手伝いをしたFさんの家。
ご主人に先立たれ、一人で暮らしていた家を、思いきってスケルトンリフォームする事に決めたのは、Fさんが70歳の時でした。もともと、暗くて動線の悪い家だったので、なおさら、生まれ変わった我が家を本当に気に入ってくれました。
Fさんの習い事のお友達が、「急に人が変わったみたいにイキイキしてきて、まるで、いつもスキップして歩いてるみたいに、本当に楽しそう」なFさんに、一体何があったの?と問いただしたら、家をリフォームしたからよ♪と答えたそうで、「それなら私も!」と、その後、立て続けにFさんのお友達の家のリフォーム工事をやらせてもらったのです。
「家は人生を変える」と確信したお仕事でした。
その後も今に至るまで、不思議なくらい、アトリエ朋はシニア世代のお客様の家づくりに携わらせて頂く機会が多いのですが、その都度、自信をもって提案出来ているのも、この時の経験があってこそなのだと思います。
そのFさんが、22日に永眠されました。
昨年末から入院されていて、結局、一度も退院する事が出来なかったのですが、Fさんの娘さんからのメールに「約10ヵ月ぶりに、帰りたかった帰りたかった大好きな我が家に帰ってきました。」と書かれていて、言葉では表せない気持ちが込み上げてきました。
設計者に出来ることなんてたかが知れています。
どんな家だって、その人にとっては大切な我が家で、良い家も悪い家も無いんだと思うのです。
だから、先に書いた「家は人生を変える」という思いが、お客さんには重たく、時には鬱陶しいのではないかと不安になることもあります。おこがましいと感じる事もあります。
でも、まだうまくまとめられませんが、「家をつくっているんだ」という自覚が、新たに芽生えた気がしています。その自覚だけは、しっかり持っていないとなって思います。
大切な事を教えてくれるのは、いつだって、お客様です。
2014.10.20
料理が得意な人が聞いたら「何を今さら」かもしれませんが、今年の夏に、とあるレストランで出されたメインディッシュで、この、豚と梨の奏でるハーモニー♪(笑)を初体験し、すっかり魅了されたのであります。とにかく相性が良くて、もんのすごく美味しくなるのですよ♪
未経験の方には、ぜひともお試しいただきたい!
2014.10.17
私の母親世代であるOBのお客様、Kさん。
Kさんのお兄さんが、硫黄島で戦死されたという話は、
以前、ちらっとお聞きした事があったのですが、
先日、ちょっと相談事を受けてお邪魔した時に、
そのお兄さんが、戦場で、家族に宛てて書いた最後の手紙を見せて下さいました。
ご両親に宛てたものと、「親愛なる弟妹へ」で始まる、幼い兄弟に宛てた2通。
この時、お兄さんは、まだわずか19歳だったそうです。
一体どんな気持ちで、この、遺書とも呼べる手紙を書いていたのか、想像することさえ出来ませんが、
こういう時代が確かにあったんだと、その事実を突きつけられて、胸が苦しくなりました。
今まで、親から戦争体験を聞いたり、TVや記念館などでこういう手紙を目にする事はありましたが、
初めて、実体として手に触れた「戦争の理不尽さ」。とても重たいものでした。
陳腐な言葉でまとめる気になれないので、記事にするか迷いましたが、自分の為の記録として。
2014.10.9
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2014.10.6
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台風が近づいてきていた雨の日曜日。
打合せで、東京の東の端の方へ行った帰り道、ふと思いついて、ちょっと谷中へ寄り道。 2週間前、友人のTちゃんが、谷中商店街の路地裏で和菓子屋さんをOPENさせまして、もう少し落ち着いた頃にお祝いに行くねと話したばかりだったのに、結局、突撃訪問となってしまいました(笑)。 古い民家を改装した店内はとても素敵で、大豆や小豆に拘って創られた和菓子もとても美味しくて、なにより、早くも常連さんとなった地元のお客さんと話している様子を眺めながら、彼女の明るく気さくな人柄に、この谷中という町がとっても似合ってるなぁ・・・と、なんだかうれしくなってしまいました。 |
まだまだ始まったばかりで大変な事もたくさんあるでしょうが、
Tちゃんのペースで、ゆっくりと時間が流れるあたたかい場所に育てていくことでしょう。
私にとっても「ほっこりしたい時にフラリと行ける場所」が出来て、とてもうれしいです。
人生初の谷根千歩きとなりましたが、噂に違わず、本当に魅力的な町ですね。
Tちゃんからも、以前から、絶対に私と相性の良い町だから谷中に引越しておいでよって言われてたのですが、少し気持ちが揺らぎます(笑)。
次回は、お天気のいい日に、もう少しゆっくり散策して来ようと思います。
2014.9.30
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2014.9.25
すっかり日が短くなりました。6時にはもう真っ暗。ちょっと寂しいです。
お彼岸も過ぎて、今年も残り3か月ちょいですもんねー。ひぇ~。
本当に、月日が経つのが早くて困ります。
先週末に点検でお邪魔したTさんの家。
竣工時に植えたシンボルツリーも、9年でこんなに大きくなりました。
(もう少しカッコイイ写真を撮ったはずが、白い塗壁と原版のガルバリウム、色が飛んじゃいました(笑))
今までお手伝いした家の中で1番と言っていいほど、
設計の時点で、予算の関係で諦めなければならない事がたくさんあった家なのですが、
引き渡しの3年後に、「最近、つくづく、この家が私の精神安定剤だと感じます」という、
涙が出そうな(実際、ちょっと出た(笑))お便りが届き、
今も、「とても気に入ってるんです」と、大事に大事に住んでくれています。
もうすぐ10年。
そろそろ、あの時諦めた事に再チャレンジしちゃいましょうか?なんて話も出て、
まだまだこの先も、愛着が増していく為の種を撒いてきました!
家づくりで大事なのは、誰とつくるか?でも、どんな家をつくるか?でもなく、
施主が、どれだけ、自分の家づくりに関わったか?のプロセスだよなって、
Tさんの家にお邪魔するたびに実感します。
諦めた事もたくさんあったけど、諦めなかった事もたくさんあったからね。
「施主の満足」がどこにあるかを学んだ、私の仕事の根幹になっている家なのです。
また10年後に、「次は何やる?」なんて話をTさんと出来ていたら幸せだろうな。
・・・
そんな「10年後」も、あっという間に来ちゃうんだろうなぁ・・・。おそろしや~。
2014.9.22
木製建具の工場見学をしてきました。
秩父方面で3か所、その後移動して昭島の工場1か所と、一日で4か所の工場を回るというハードスケジュールでしたが、とても濃密な講義でした。
収縮膨張したり、すぐに反ったり捻じれたりしてしまう「木」という難しい材料で、ミリ単位の精度が求められる建具をつくる職人さん達の技や、ものづくりに対する意識の高さに触れ、自分ももっとしっかり設計しなくては。。。と背筋が伸びる思いでした。
今回見学させてもらったのが、比較的規模の大きな工場だったからかもしれませんが、
どの工場でも、若い職人さん達が頑張っていたのがとても印象的でした。
木製建具といえば、大量生産の既成建具に押され気味の住宅業界ですが、
この人たちが、この先もずっと、いい仕事を続けられる業界であってほしいですね。
2014.9.12
久しぶりに霞が関界隈を訪れ、虎の門ヒルズの中を覗いてきました。
オープン時に結構騒がれていた気がするので、それなりに人が集まる商業施設なのかと思っていたら、飲食店がポツポツと並んでいる程度なのですね。
唯一、人だかり(と言っても5~6人(笑))が出来ていたのが、マスコットキャラクター「トラのもん」の前だけでした。
都内で一番高いビルとの事ですが、そんなに大きく見えなかったんですよね。
このアングルで見上げると確かに迫力はありましたが、このスケールで威圧感を感じさせないというのも、なかなかすごい。
霞ヶ関駅に向かう途中、金刀比羅宮の前を通りかかったら、ちょうど神楽の舞台が行われていて、ついついその音色に吸い寄せられて、見てきてしまいました。
ビルの谷間に(というより、ビルの敷地内にもぐりこんだ形で)建つ神楽殿というのも、なかなかオツですね。
外国の人の目には、これぞ「Tokyo,Japan」に映るんだろうな~。
2014.9.8
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せっかく岐阜まで行ったのに、全然岐阜らしい写真を撮ってこなくて、唯一、スマホのカメラに残っているのがこの写真。
岐阜駅のロータリーの、不自然に高いところで、不自然に輝く(笑)織田信長公。岐阜駅の高架ホームから、ちょうどいい目線で見えるようにしたみたいなんですけど、地上に降りてしまうと、あまりに上に居すぎて、気づかないんですよ(笑)。あ!だからこんなに金ピカにしたんだな。なるべく目立つように・・・(笑)。 秀吉ならまだしも、信長の像としては、いろんな意味でアンバランスな気がします。地元の人の話だと、岐阜駅に信長が居る事自体「なんか変」らしいですけど(笑)。 駅を行きかう人達からの「無視されてる」感が半端なくて、ちょっとかわいそうでした。 |