堪能

以前、このブログ内でもご案内した、藤森照信さんの国分寺建築群見学ツアー。
友人が頑張って予約申し込みをしてくれたおかげで、私も参加することが出来ました。

丘の上APT(兒嶋画廊)と、隣接する兒嶋さんのご自宅「チョコレートハウス」は、
共同設計者の大嶋信道さんのガイド付き。
今まで、外からしか見られなかった魅惑のお茶室も見学できました。
そして、藤森さんの自邸「タンポポハウス」では、藤森さんご本人のお話を聞くことが出来、
奥様にはお茶を点てていただくいう贅沢。至福の時間となりました。

一緒に参加していたライターさんが、その様子を立川新聞の記事にされていたので、
そのままリンクを貼っておきます。→ (Click!) 
私の稚拙な文章での紹介では台無しになりそうなので、こちらでご確認ください。

写真は上から、
タンポポハウス外観(藤森さんご自身が写ってしまっていたのでトリミングさせていただきました)
チョコレートハウスのお茶室の天井(縄文建築団:赤瀬川源平さんの最後の施工作品)
チョコレートハウス外観

です。

豊かな一日

クルミの収穫。
何もかもが初めての経験で、想像以上に楽しい1日でした。

長い竹竿を使ってみんなで枝を揺さぶり実を落とし、落ちたクルミを拾い集め、
緑色の外皮を剥いて、クルミを取り出してカゴに集めていく。原始的なんですよー。
外皮のアクは、ゴム手袋をも浸透して指先を染め、今、私の指は胡桃染の作品になっています(笑)。
1週間くらい落ちないのだそう。。。ちょっと汚い手になって恥ずかしいですが、これもいい想い出。

合間には、乾燥させる前の生クルミを食べさせてもらいました。
生クルミの薄皮はとても渋く苦いので、それも剥かねばならないのですが、これがなかなか集中力を要しまして、カニ鍋よろしくみんなが無言で食べ続けてるのがおかしかったです。

少し余った時間で、リンゴの葉摘みもお手伝い。
均等に赤く実るように、覆いかぶさってる葉を取り除く地道な作業です。
リンゴひとつひとつに、これだけの手間がかかってるんだなーと、また感動。
作業をしながらお聞きした、果樹農家さんのお話がとっても素敵で、
いろいろとご苦労はあるのでしょうが、すこし羨ましくなるくらいでした。

お昼に信州そばと一緒に食べた「クルミおはぎ」は、感動モノの美味しさだし、
果樹園からの景色はホントに美しいし、帰りに寄った温泉の露天風呂は気持ちいいし、
最高に幸せな一日を過ごさせていただきました。

私は1枚も写真を撮らなかったので、一緒に行った方が送ってくれた写真を載せておきますー。

やすみー!

今年はまだ夏休みを取っておらず、本当は、今週少しお休みを頂こうと思って、
ポツポツとプライベートの予定なども入れておりましたが、
片付かない仕事もあり、新しいお仕事の話もあり、やはり、季節外れのVacation♪とはいかなそう。
というより、逆にいつもより忙しい1週間になってしまいそうな予感です(笑)。

それでも明日は丸1日お休みをいただきまして、
西国分寺にある人気カフェ「クルミドコーヒー」のクルミ狩りのお手伝いに、長野まで行ってきます。
早朝出発で夜遅く戻ってくる、日帰りバスツアー。労働の後の温泉付き♪
1日、PCの前に座らずに済むと思うだけで幸せ♪ 思い切ってスマホも置いていきます。

若干酸欠気味の脳みそに、酸素吸入してきますねー。

いいお天気♪

今日で9月も終わり。
近所のスーパーでは、クリスマスケーキとおせち料理の展示が始まりました。
なんでこの国はこんなにせっかちなんでしょう。。。

この時期になると、もう今年も終わっちゃうねーという気分になってしまいますが、
毎年、おざなりな扱いを受けてる10月、11月、12月がかわいそうじゃないか!と、
先ほど、フト、反省いたしました。
世の中のスピードに惑わされることなく、1日1日、大切に過ごしてまいりましょう。

普段は事務所でお弁当を食べるか、せいぜい事務所の近くのお店に食べに行くくらいなのに、
なぜか「そんな気分」で、わざわざ駅向こうのお店まで食事に行ったら、
帰り道に、以前よく行っていたカフェのお兄さんにバッタリ遭遇。
大好きなカフェだったのですが、今年の5月に突然閉店してしまって、
最後に行けなかったことがずっと心残りだったのです。
今どこでどうしているのかも全く分からず、もうお会いすることも出来ないと思ってました。
嬉しかったなー。遠くまでご飯食べに行って良かった。

経営していたお兄さん達、二人ともパパになり、それぞれ新天地で活躍されてるそうです。
ホントに人気のあるお店だったので、いろいろ悩んだ末の苦渋の決断だったのでしょうね。
でも、とてもいいお顔をされていました!(*^^*)

みんながんばれー!私もがんばるー!な、気分のいい水曜日。
待ちに待った書類も決裁されたと連絡がありました。受け取りに出かけてきます!

つぶやき

ついに、山本昌も引退かぁ・・・。
本人も書いていたけど、本当に、最高に幸せな野球人生ですよね。
入団から引退までずっと同じチームで、活躍しつづけて、愛されて。
中日ファンではなかったけれど、私も大好きな選手でした。

最近はもう、全然野球も見なくなってしまったけれど、
熱心に観戦してた頃からの選手も、ホントにわずかになってしまいました。
もうあと数年、寂しい9月は続くのだな。

肩の荷をおろして見る景色

お盆前に引き渡したSさんの家へ届け物。

工事中にさんざん通い歩いた現場(今は住まい♪)への道のりなのに、1か月ぶりに通ると新たな発見がろいろありました。しかも、なかなかインパクトのある風景!当時全く気付かなかったのが不思議なくらいです。

左の写真は「サルノコシカケ」!
実物を見たの、初めてのような気がします。
こうして見ると、つくづく、秀逸なネーミングですよね、サルノコシカケって。ぜひともお猿さんに腰を掛けていただきたい。
看板には「取らないでください。サルノコシカケです」と書かれているのですが、そんなこと書かれちゃうと、取りたくなっちゃいますよねー(笑)。

お盆前に引き渡したSさんの家へ届け物。

工事中にさんざん通い歩いた現場(今は住まい♪)への道のりなのに、1か月ぶりに通ると新たな発見がろいろありました。しかも、なかなかインパクトのある風景!当時全く気付かなかったのが不思議なくらいです。

左の写真は「サルノコシカケ」!
実物を見たの、初めてのような気がします。
こうして見ると、つくづく、秀逸なネーミングですよね、サルノコシカケって。ぜひともお猿さんに腰を掛けていただきたい。
看板には「取らないでください。サルノコシカケです」と書かれているのですが、そんなこと書かれちゃうと、取りたくなっちゃいますよねー(笑)。

さて。
引き渡し後、初めての訪問となったSさんの家は、たった1ヶ月の間で、すっかりSさんご家族の色に染まり、とても素敵な暮らしの箱になっていました。生活が始まってからの家を見るたび、毎度感じる事ですが、家って、その家族がつくるものなんですよね。ホントに「私、なんにもしてないな」って思ってしまいます。この家族だからこの家になったんだなって。ご主人の「毎日、家に帰るのが楽しみで仕方ないです」という満面の笑みを見て、肩の荷が降りるような安堵を感じました。本当に良かった。

ブログにはほとんど登場しなかったこの家のタイトルは『貯幸箱』。
幸せがたくさん貯まっていきますように、と、これからも願っています(*^^*)。

過去にこのブログにも書いたこと (Click!) がありますが、少しでも第3者の目を意識したら、施主の気持ち、希望に向ききれなくなってしまいそうな不安から、HPに施工例を紹介する事もオープンハウスをやる事もせずに、とにかくガチで施主と1対1で向き合う、施主だけを見るというスタンスで仕事をしてきました。
でも、人並みの虚栄心や承認欲求を持つ一人の人間として、これはこれである意味「勇気」のいる自戒でもあり、気持ちがぶれる事もあるんですよね。
その姿勢に対して、いろーーーんな意味で大きな問いを投げかけてくれたお仕事でした。
途中、Sさんには大きな不安を感じさせてしまった時期もありましたが、それはとても申し訳なかったのですが、この仕事を経て、自分がどうしても譲れない、守りたい、大切にしている気持ちにエッジがかかったような気がしています。

この事は、またあらためて記事にしたいなと思ったりもしていますが、この”大きな問い”に対する答えは、やっぱり、自分の想いを信じて大切にしていこう!という事。
付き合い始めの恋人達のように、「私もあなただけを見てるから、あなたも私だけを見ててね♪」みたいな鬱陶しい関係で(笑)、一緒に、心豊かな暮らしの為の『円い箱』をつくっていきたいと思います。

書きたかったのは 「風邪ひいたよ。みんなも気を付けて!」です。

先週の日曜日、所用で表参道に行きました。
時間に余裕があったので、原宿駅から青山通りまでぷらぷらと歩いたのですが、
いやいやいや・・・ものすごい人の数に圧倒されました。
休日の昼間の表参道なんて久しぶりでしたが、一体どこから人がこんなに集まってくるんでしょう?
同じ日、地元では神社の秋祭りで、わっしょいわっしょいやってたんですけど、
本当のお祭りよりお祭り状態。。。(笑)
地方から出てきた人が「今日は何があるんですか?」と聞きたくなる気持ち、よく分かります。

で、久々に人ごみにまみれて、いとも簡単に風邪菌を吸いこんできてしまったようで、
月曜日に喉が痛くなり、火曜日の夜に熱が出て、その後は鼻水と咳との戦い。
寝込むほどではないけれど、今週はずっと風邪っぴき。無駄に体力を消耗しております。

季節の変わり目に変なお天気が続き、体調を崩してる人も多いのではないでしょうか?
今日からシルバーウィーク。気持ちのいいお天気が続くようですね。
夏の疲れを癒しながら、のんびりできるといいですねー。

話しは戻って、表参道。
用事を済ませてから、友達と待ち合わせをし、南青山まで足を延ばして「ほぼ日のTOBICHI」 (Click!) に行ってまいりました。
想像してたよりこじんまりした場所でしたが、web上でしか見られなかった商品を見れるのはとても楽しい。
こういう「場所」を持ってるっていいなぁ・・・。

今、地元の仲間と「人と出会える小さな小屋のような場所が欲しいよねー。誰かただで貸してくれないかねー」と話したりしてるのですが、ホントに誰か、ただで貸してくれないかな。ボロボロでいいんだけどな。

と、引き寄せの法則に期待して書いてみる!(笑)

話しは戻って南青山。
夜の宴は、久々にふたりの大好きなポルトガル料理にしようと合意し、松濤のマヌエル (Click!) へ。
タクシーに乗りたがる友を制して、ふたたび歩く。結構遠かった。でも美味しかった♪

この日の歩いた距離、何気に8キロ超えてるんですよね。
素晴らしいダイエット効果のはずが、
ところどころで、美味しいものを食べて飲んじゃったから、全く効果なし。残念。

でも、いい休日でした。
これで、風邪菌もらってきてなければ最高のリフレッシュだったのに。。。くぅ。

 

キッチンをつくろう!

今、設計を進めている住宅では、久しぶりにキッチンを大工さんにつくってもらう予定です。
最近のメーカーさんが展開しているシステムキッチンって、機能面は本当によくできていて、お手入れもしやすいし、レイアウト変更にも柔軟に対応してくれるようになったので、システムキッチンを採用することには全く抵抗はないのですが、やはり、手造りでしか出せない味や愛着ってあるので、少しワクワクしています。。

上の写真は、10年くらい前にリフォーム工事でつくったタイル貼りのキッチン。
今はもう日本では使えなくなってしまった、ロジェールのコンロを嵌め込みました。
シンクはホーロー製のものを採用しています。
極めてシンプルにつくり、下部はすべてオープン。
DIYが得意な奥さんが、ご自分で上手に収納をつくって、使い勝手よくまとまっています。
お湯を沸かすのさえ楽しくなるようなキッチンになりました。

下の写真は、やはりもう8年くらい前かな?新築の住宅です。
一部しか写っていませんが(笑)、キッチンはコの字型。
ガスコンロ周りだけシステムキッチンを採用し、サイドカウンターからシンクカウンターに
無垢板のカウンターをまわして、ホーローシンクを埋め込みました。
アイレベルに既製品のフラップ収納をふたつほど。
24坪の小さな住宅なのですが、キッチンを制作した事で、対面キッチンにしても尚、
とてもゆったりした家族の場が出来上がっています。

キッチンの素材は、住まい手さんの、お手入れに対する意識によって選び方が異なるし、
デザイン性だけで決めてしまわず、後々のメンテナンスの事もしっかり考えておかねばなりません。
が、逆に、そこをしっかり検討し納得した上でだったら、思いっきり好みに走ってもいいですよね。
今回は、上のふたつとはまた全然違う雰囲気のキッチンになる予定です。ご期待ください♪

ぜひ!

ブログを見てくれてる同業のみなさんへお知らせ。

国分寺には藤森建築が3棟あるのですが、
そのうちのひとつ、以前こちらでも紹介した「丘の上APT」で、10月2日から、
「たんチョコにらトタン 藤森照信ー多摩の住居群」展が開催されます。
詳しい内容はこちらから→ (Click!) 見学ツアーもあるようです。
ご興味あれば、ぜひ国分寺に遊びに来てください!

国分寺駅から丘の上APTに向かう途中に、私の事務所もございます。
お時間許せば、ぜひお立ち寄りくださいませませ。

気を付けましょう

今朝の地震、ビックリしました。
国分寺は震度4と発表されましたが、あれは4の揺れではなかったぞ。ホントに怖かった。
結構モノが落ちてきたし、5強レベルの揺れを感知するガスメーターの安全装置も作動しましたし。

どこが揺れても嫌だけど、今回ばかりは、水害にあわれている地域の地震じゃなくて本当によかった。
これ以上被害が拡大しない事を切に願います。

こう続くと、どうしても気持ちがザワザワしてしまいますが、
東京では、すばらしく完成度の高い防災ガイドブックも配られましたし、
あらためて、防災意識を高めていきましょう。

どうかみなさま、気を付けてお過ごしください。

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