その文面はいかにも中3の女の子らしく、かわいらしい内容なのですが、それよりも、便箋の裏に書き添えられたこの一言に、キュンとなってしまいました。
もしかしたら、今まで言われてきた中で、いちばん嬉しい「ありがとう」かもしれません。
2011.4.12
HUGHOUSE。
本当に楽しいお仕事でした。
いよいよ明日、お引渡しです。
こんな時期の引渡しだからこそ、強く、願います。
この家が、Yさんの精神安定剤となりますように。
幸せになるんだよ。この家も。Yさんも。
2011.4.11
5月の後半あたりからリフォーム工事をする予定のKさん。
私の母親世代のご婦人。とにかくおしゃれでパワフルな方。
リフォームする事にしたと友達に話すと、みんな、
あと何年住めるかも分からないのにお金をかけるなんてもったいない。と言うんだけど、
仮にあと10年しか住めないとして、その10年をどう快適に過ごすかの方が大事でしょ?
と、おっしゃる。ステキです。その通りだと思います。
リフォーム工事のついでに、玄関ドアを赤く塗りたいの。
「赤いドアのおばさん」って近所の人に呼ばれようかと思って。
と、おっしゃる。ステキです。まっかっかに塗っちゃいましょ♪(笑)
そのKさん。
先日、近くまで来たからとフラリと事務所に寄ってくれまして、
あれこれとガールズトークを繰り広げたのでありますが、
トイレの話になったときの事。
「レインボーさんが節電しろっていうから、トイレのコンセントを抜いたんだけど、
あの、座った瞬間の冷たさに心臓がキュッてなるのはどうしてもダメ。
あれだけは節電に協力できないわ」と、おっしゃる。
うんうん。気持ちはよく分かります。
頷きながら「レインボーさんって誰なんですか?」と尋ねてみると、
Kさん、ちょっとビックリした顔をしながら、
「レインボーさんはレインボーさんよ!レインボーさん!あの政治家の・・・」と、おっしゃる。
Kさん。それは多分、レンホウさん!(笑)
普通、どんな言いまちがいでも、そのニュアンスでだいたい何の事か分かるものですが、
この時ばかりは、全く想像できませんでしたね~。
まさかこんな愉快なオチが待ってるとは・・・(笑)。
しばし二人で大笑いしたあと、元気を置き土産に、颯爽と帰っていきました。
Kさん。なかなか手強いお施主様となりそうです(笑)。負けないぞ!(何を?)
来月、無事に工事に着手できますように。
2011.4.7
いろんな事を一緒くたに考えてしまい、混乱し、思考停止に陥ります。
あえて、思考を停止して、立ち止まって考える時のような気もしています。
ブログをやってるからと言って、自分の考えをここに書く義務なんてないのですが、
そこに蓋をして、現場の事や日々の出来事を書く気に、どうしてもなれず、
かと言って、言語化できるほど気持ちもまとまらないので、更新も滞ってしまいました。
気持ちがまとまったわけではありませんが、自分を少し整理する為に、
今思っていることを書いてみようと思います。
津波の映像が頭から離れません。
なんだか、長い間自分の中にあった『家』に対する思いそのものが流されてく感覚で、
家ってなんだろう。私の仕事ってなんだろう。という無力感を味わいました。
そして、あの津波で家を失った人たちが、今、避難所で生活をしていて、
そのほとんどの人が、仮設住宅に入れる目処さえたっていないという事実。
仮設住宅を建てられる場所の確保の問題も大きいのでしょうが、
本当に資材不足のためにそれが滞ってしまっているのならば、
私たち非被災地の業界の人間が、協力するべき事って、
実はとても明確に、とても具体的に、存在してるんじゃないかと思ってしまいます。
現在、全国的に資材不足による混乱が生じていて、
これがいつ収まるのか、見当も付かない状態です。
家作りの渦中にいる人たちが、一生の買い物に於いて、この混乱に巻き込まれ、
大きな不安にさらされている事も、とても由々しき問題だと思います。
まず、家を失ってしまった人たちに、家を提供する事。
そして、建築途中でストップしてしまった家を完成させる事。
そうやって、優先順位を明確にしていくことで、かえってこの混乱を早く収束する事が出来、
いろんな人の不安を一日も早く解消する事に繋がるような気がしています。
生産や流通は、本当はそんなに時間をかけずとも、元通りになっていくと思うのです。
その部分に関しては、完全に『日本の力を信じてる』のです。
だからこそ、ここは業界全体がもっと俯瞰して、
今の日本の状況を見ないといけないような気がするのです。
とは言え、それが言うほど簡単なことじゃなく、
というより、ほぼ不可能に近いことは分かっています。
分かっていながらここに書くというのは、
キレイゴトに過ぎないことも、矛盾だらけだということも分かっています。
分かっていながら考え続けているから混乱し、思考停止になるわけで・・・(笑)
それでも、
今、自分の目の前にいるお客様のために何をどう判断するか、
これから家を作ろうとしている人たちの不安をどう取り除いていくか、
と同列で、
家を失ってしまった人たちが、一日も早く、最低限の普通の生活を取り戻せる方法を、
家づくりを生業としている者として、考えていきたいと思っています。
結果として自分の無力さを感じるだけだったとしても、それは仕方がないこと。
ここにこんな事を書くこと自体、実はとっても勇気がいりました。
ただの自己満足なんじゃないか?という気持ちも拭えませんから。
でも、これがとりあえずの第一歩。誰かがヒントをくれるかもしれません。
そんな他力本願な、よろよろの第一歩です(笑)。
そして、原発。
これはもう、怖くて怖くて仕方がありません。
具体的に何が怖いというのではなく、ただ単に、生まれてこの方、
現在進行形の不安にさらされた経験がないので、そこに身を置いてることが怖いのです。
と同時に、とても緊張しています。
いろんな事が起こり、その中で、
いろんな物事のもつ意味や、人の価値観が、大きく変わっていくと思います。
安全の上にあぐらをかいて生きてきた日本人が、
安全ではない事が前提になってしまったこの国で、
覚悟を決めて生きていかなくてはならなくなりました。
ものすごいことです。この現実を受け入れるのには時間がかかりそうです。
その変化は少しずつ少しずつなのでしょうが、ここでもまた、設計者として感じるのは、
お客様の全財産を預かる者として、刹那的に物事を解決するのではなく、
その変化を見据えて、何を提供していくべきかを考えていかなければならないという緊張。
エネルギーの問題しかり、資材の選別しかり、コストコントロールしかり。
今やるべきことは、目の前の事をこなす事ではなく、
冷静な目でこの先を予見していく事なんだろうな・・・と、変なプレッシャーを自分に与えています。
私一人では到底答えの出せない事。
お客様も含め、周りの人みんなで意見を出し合って、
何かしらの答えを出していきたいと思います。
ふぅ・・・。少し落ち着きました(笑)。
本当にこの数週間、心がざわざわしていて、正直、何も手に付かない状態でした。
まだ何も解決していないけど、多分、これを投稿する事で、気持ちに一区切り付くんじゃないかな?
先週金曜日に、軽く弱音を吐いておこうと記事を書いたのに、投稿時に消滅し、
そのこと自体にまた落ち込んだりしていましたが(笑)、今度はちゃんとアップできますように。
お願い。私を前に進ませて!!
2011.4.1
ずいぶん間が空いてしまい、今日こそは!と、小一時間PCに向かってしたためた記事。
投稿直前に消えました(涙)。
出直してきます。今日はこれにて失礼!!
こちら、変わりなく元気です。
みなさんも、どうか元気でありますように。

2011.3.22
昭島・HUGHOUSE。
本日完了検査を終え、無事に竣工となりました。
居住空間の気持ちよさに加え、ウォークインクローゼット・書斎&書庫・家事スペース・バックヤード…といったスペースの位置や広さ、そして何より動線が魅力的な「プラスαが充実した家」となっています。
直前のお知らせになってしまいましたが、お客様のご好意により、3月27日(日)に現場見学会をさせていただく事となりました。ご興味がありましたら、上部『Contact』をクリックし、メールフォームよりお申し込み下さい。折り返し、こちらから詳しいご案内を送らせていただきます。
楽しい家ですよ!お待ちしています。

2011.3.20
親しい友人達の子供の中で、一番最初にこの世に誕生したのがMちゃん。
北海道に住んでいるので、そうそうしょっちゅう会っているわけではないけど、
なぜか、「あやちゃん、あやちゃん」と、とても慕ってくれていて、
私にとっては、姪っ子というより、歳の離れた妹のような存在(図々しいですか?(笑))です。
そのMちゃん、15歳の春を迎えます。
先週、無事に第一志望の高校に合格したと連絡がありました。
おめでとう。良かった良かった。よく頑張りました。
|
試験の前に、応援メッセージと一緒にお守りを送ったら、すぐに手紙をくれました。
その文面はいかにも中3の女の子らしく、かわいらしい内容なのですが、それよりも、便箋の裏に書き添えられたこの一言に、キュンとなってしまいました。 もしかしたら、今まで言われてきた中で、いちばん嬉しい「ありがとう」かもしれません。 |
静岡でソメイヨシノが開花したとニュースで聞きました。暦の上だけでなく、本当の春がやってきますね。
2011.3.18
今日、たまたまあるところで出会い、たまたまちょっとお話しするきっかけがあった女性。
長い間、ご自身が持ち続けていた夢があり、
それがもしかしたら実現できるかもしれないと思えるタイミングを迎え、
具体的にその夢の実現に向けて動き出してる・・・。
と、初対面の私に、本当に明るい笑顔で話してくれました。
今、どこを向いても、「この先どうなっていくんだろう・・・」という不安を抱えた人ばかりで、
私自身も、正直なところ、少し気持ちが沈んでいたのですが、
こうやって、ちゃんと、明るい未来に目を向けている人がいる事が、本当に嬉しかったのです。
『希望』ってこういうことなんだ・・・って思いましたよ。
希望を持ってる人の存在が、他の人に希望を与えるんですね。
いわゆる連鎖反応。
『希望を持とうよ!』と無理矢理誰かと共有するものでは無いのかもしれません。
ご多分に漏れず、建築業界も、この先の問題は山積しています。
本当に、「この先どうなっていくんだろう・・・」と不安になることばかりが押し寄せてきています。
でも、「どうなるんだろう」と案ずるより、
「どうなって欲しいか」に向けて具体的に動いていくしかないんですよね、きっと。
何を心配しても、最後は、なるようにしかならないんだし・・・(笑)。
この震災を受け、多くの人が「自分に何ができるだろう」と自問していたり、
「ひとりひとりの小さな力を大きな力に」と叫ばれたりしていますが、
あ、こういうことか。と、妙にストンと腑に落ちました。
彼女に出会えたことに、本当に感謝です。
2011.3.16
このタイミングでお米を切らした我が家。米難民です。
焦らなかったと言えば嘘になるけど、もう、潔くあきらめましたよん。
そのうち落ち着くだろうから、とりあえず、今家に残ってる乾麺(ソーメンとか!)や粉物を、賞味期限を見ないことにして食いつなぐぞ!と、昨夜、決起いたしました(笑)
丈夫な胃腸を持ったこの体に感謝♪
昔読んだ、椎名誠さんの貧乏時代のエッセイの中に、「キャベツと玉ねぎさえあれば、人間なんとかなるものだ」と書いてあったのを思い出し、内心『それとはちょっと違うだろう・・・』と思いながらも、キャベツと玉ねぎはGET!
お肉が買えなくたってお米が無くたって、これで大丈夫。なんとかなるはず。多分(笑)。
それにしても、体というのは不思議なもので。
普段、夕方までお昼ごはんを食べられない事もあっても、空腹を感じる事はほとんど無いのですが、最近は、食べても食べてもいっつもお腹が空いてます(笑)
これは、危機察知能力なんでしょうかね?困ったものです。
今朝、久しぶりに、コンビニでパンと出会いました。
このコッペパンシリーズがずらり!
前々から、好き嫌いは別にして、このコッペパンシリーズは菓子パン界の最高傑作だと思っていましたが、こういう時にそれが証明されるのですね。キミこそ正義の味方だ!!
ありがとう。ヤマザキパン。
さて。
避難生活を強いられてる方達は言わずもがなですが、原発の現場で命がけで作業をしている人、現地で救助活動をしている人、計画停電や食料不足で営業もままならないお店の人、混乱している鉄道の関係者の人、そして、その混乱している電車に乗って通勤している人。
いろんな事情や不安を抱えながら、みんなが本当に頑張っている姿が、連日、報道を通して目に入ってきます。
一方で、ガソリンスタンドに並ぶ車の列や、空っぽになった食料品の棚を見つめながら、ここ数日、「それでも人は生きてくしかないのだ」という言葉が頭の中を駆け巡っています。
この「がんばろう」というムードに水をさすような発言かもしれないけど、みんなが、家族の間だけでも、不安や弱音をちゃんと漏らせているといいなと思ってしまいます。
きっと膨大な時間がかかるであろう復興に、みんなが本気で協力していくためには、一人一人が健全である事が何より大事なはず。
被災地の人への思いや祈りだけは決して忘れずに、それぞれが今与えられてる環境の中で、のちのち息切れしない範囲で頑張って、たまには弱音も吐きながら、とにかく心も体も元気でいましょうね。
2011.3.13
地震発生からまる2日が経ちました。
自分自身もあの揺れを経験したのに、(あるいは経験したから・・・なのか?)
テレビの中の光景が現実のものと思えず、ただただ放心状態になります。
千葉のコンビナート火災が、国分寺の自宅からもはっきりと見え、本当に驚きました。
どれだけの火勢だったのか・・・。近くの人は本当に怖かったと思います。
津波や火災、そして町の崩壊を目の当たりにした、東北被災地の方達の恐怖を思うと、
私の想像など到底及びもしないでしょうが、本当に胸が締め付けられます。
被災された方達に、心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地に親戚や知り合いが居て、
連絡が取れずに不安な時間を過ごしてる方もたくさんいらっしゃる事と思います。
一日も早く、ひとりでも多くの人の無事が確認される事を願います。
こちらでは、軒並ガソリンが売り切れ、スーパーやコンビニからは食料が消えてしまい、
なんだか異様な光景です。
この地震をきっかけに、短期的にも長期的にも、いろんな事が変わっていくと思います。
そのひとつひとつを受け入れていく事が、とりあえず、今の自分に出来る、
たったひとつの復興への協力かもしれません。
OBのお客様たちは、みなさん怪我も無く無事だと分かり、一安心です。
現場からも「異常なし」の報告を受けています。
ただ、まだまだ余震も心配です。
どうか皆さん、今後も十分に御用心下さい。
2011.3.10
コーヒーメーカーにフィルターをセットし、粉を入れ、お水を注ぎ、スイッチオン。
ゴボゴボッ ゴボゴボッという音を聞きながら、しばし仕事に集中。
さて、コーヒー飲みましょう♪と思ったら・・・。なぜ? ポットが無い。
一瞬フリーズする。
大丈夫か?わたし・・・。とても自分が心配です(笑)。
たまたま、パンチングの天板で、
たまたま、その下にタオルが置いてあったので、
タオルが全部吸収してくれて、被害は最小限。
さて、今日の私は、
運が良いのでしょうか?悪いのでしょうか??